<実施対象事業>
(1)次の①~③のいずれかの観点からエネルギー起源CO2削減に資する取組であること。
① 製品の長期間の使用、再使用等により廃棄物の排出が抑制され、製品製造が代替されることに伴うエネルギー使用量の削減
② 再生材の利用により天然資源が代替されることに伴うエネルギー使用量の削減
③ 輸送・破砕・選別工程の高効率化その他のリサイクルプロセスの改善によるエネルギー使用量の削減
(2)次の①、②のいずれかのテーマに関連する取組であること。
① 使用済太陽光パネルの効率的な回収、適切なリユース・リサイクルを目的とし、トレーサビリティの確保や適正な費用負担等の機能を有する、回収からリサイクルまでの一体的な情報連携システムの実証
② 工場からの排出物(端材、包装材、廃棄となった製品、更新に伴う廃棄設備等)を対象とした、共通の排出物分類等により排出物管理データを一元化し、質が高く効率的な資源循環を実現する排出物管理システムの実証
(3)新規性のある事業であること。
(4)実証終了後の出口戦略(例:情報プラットフォームの運営体制、再生材の用途、販売・調達見通し、事業終了後のビジネス化に向けた検討内容・スケジュール等)が明確であること。
(5)実証の結果、業界内外での横展開によりデジタル技術を活用した資源循環の高度化が促進される事業であること。