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平成16年度環境ホルモン実態調査結果について

平成17年9月1日
環境生活部環境政策課
連絡先:083-933-3034

 

 内分泌かく乱作用が疑われる物質、いわゆる「環境ホルモン」の本県の大気や水などにおける存在状況を把握するため、本県独自の実態調査を行ったので、その概要を下記のとおりお知らせします。

1 調査時期   平成16年6月2日〜11月10日

2 調査対象地点別紙1PDF参照)

(1) モニタリング調査

◇大気     :6地域(6地点)
◇水質、底質 :6河川(6地点)、7湖沼(7地点)、5海域(6地点)
◇水生生物  :6海域(6地点)

(2) フォローアップ調査

◇水質     :5河川(26地点)

3 調査対象物質別紙2PDF参照)

(1) モニタリング調査
国が「環境ホルモン戦略計画SPEED’98」(環境省)において調査した物質のうち、比較的高い濃度で検出された27物質を対象とした。
◇大気        :フタル酸ジ−2−エチルヘキシル等10物質
◇水質、底質、水生生物:ポリ塩化ビフェニール等18物質

(2) フォローアップ調査

◇水質        :ノニルフェノール等4物質

4 分析機関   山口県環境保健研究センター

5 調査結果別紙1PDF参照)

(1) モニタリング調査(別紙2PDF参照)

@ 検出されなかった物質は、大気では5物質、水質では16物質、底質では4物質、水生生物では9物質であった。
A 大気で検出された物質はプラスチックの可塑剤であるフタル酸ジ-2-エチルヘキシル等5物質、水質、底質、水生生物のいずれかで検出された物質は、界面活性剤の原料のノニルフェノール等14物質であった。検出された物質の濃度は、全国の状況と比較してほとんどの物質が全国範囲内にあり、範囲を超えた物質についても顕著に高濃度のものは見られなかった。

(2) フォローアップ調査(代表的な河川における調査、2回/年)

@ 検出されなかった物質は、3物質であった。
A 検出された物質は、界面活性剤の原料のノニルフェノールで、調査したすべての河川で検出され、6月の調査ではすべての地点(26地点)で検出されたが、11月の調査では14地点で検出された。検出された濃度は、全国の状況と比較して全国範囲内にあり、高濃度のものは見られなかった。

6 今後の対応

(1) 本調査は平成12年度から実施しているが、引続き、県内環境の実態や経年変化の把握に努める。
(2) 環境ホルモンについては、その作用やメカニズムなどについて未解明な点が多いので、調査・研究等の情報収集を行い、県民に対し必要な情報を的確に提供していくこととしている。

資料