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報道記録
報道年月日 2018/06/04
報道機関名 循環経済新聞
会員名 (株)アースクリエイティブ
タイトル プロジェクトバイオマス ~桃戦者の視点~
報道記録の内容 アースクリエイティブは「世のために地球環境の創造に挑み、人のために循環社会の環を創造する」を経営理念に掲げ、浄化槽清掃やリサイクル、収集運搬事業などを幅広く展開。山口県宇部市を代表する環境企業となった。食品リサイクル事業では、飼料化施設「きららエコフィード」(処理能力は日量24.1トン)を持ち、同敷地内では廃食用油のBDF化にも取り組む。食リ事業への参入から10年を経て、今何を見据えるのか。中島浩専務取締役に話を聞いた。
飼料化については現在、県内全域の食品工場や学校、レストラン、スーパー、コンビニ等から食品残さや賞味期限切れ商品を日量約10トン受け入れ、エコフィード「きららミール」を月間80トンほど製造。飼料メーカーや、九州地方の養豚・養鶏農家などに供給しています。
当社が何より大切にしているのが製品の「品質」で、その核となるのが「減圧乾燥システム」です。約70度Cという低温で乾燥処理でき、タンパク質や脂質の変質を抑えて栄養価の高い飼料に仕上げられるのが特長です。また、乾燥工程前後に金属検出器を導入するなど、安全性にも徹底的にこだわった製造フローとしています。
おかげさまで「豚に対する栄養の吸収率がいい」として、飼料の販売は好調です。最近では畜産だけでなく、県の水産研究センターで2枚貝の養殖に使う実験も進められているんですよ。
エコフィードの持つ可能性が広がりを見せており、今後が楽しみです。
一方で、原料の確保には苦戦していますね。一般の方にも見える食品リサイクルを推進したいとの思いから、県内スーパーからの受け入れを強化していますが、焼却料金との競合などで厳しい状況です。大臣確認制度に対応して食品工場から出たハム・ソーセージといった残さも受け入れ可能にするなど、地道な努力を重ねています。
今後については、エネルギー事業への参入を本格化させたいなと。もともとエネルギー分野では、宇部市内で集めた事業系・家庭系廃食用油のBDF(バイオディーゼル燃料)化を手掛け、市営バスや社内車両等の燃料に活用してきました。より多くの廃食用油を有効利用し、かつ飼料化施設のエネルギーを賄う目的で、BDFによる発電を実現させたいと思っています。
そしてもう一つ。字部市と連携しながら、家庭系生ごみなども受け入れられるバイオガス発電事業について検討を進めています。2017年度には、飼料化施設敷地内に設置したモデルプラントで実証運転を行ってきました。今はその結果を踏まえ、今後の方向性を探っている段階です。
食品リサイクルは事業の舵取りが難しく、利益の面だけで見ると十分とは言えないかもしれません。しかし、当社にとってはリサイクル着手のきっかけとなった事業であり、環境企業としての屋台骨です。スタッフの誇りとなり、業務に対する意識向上にもつながっています。これからも、新たな挑戦を続けていきたいですね。
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