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報道記録
報道年月日 2019/11/12
報道機関名 朝日新聞
会員名 (有)ちふりや工業   
タイトル 災害時に活躍、土のう「瞬作」 ちふりや工業 建設業ノウハウ、次々グッス開発
報道記録の内容 災害の緊急時や復興期に役立つ商品を提供し続けるのが、ちふりや工業(山口市)。
建設業で培ったノウハウを新たな商品開発に生かし、全国から注文が殺到している。
本社の駐車場には、出荷を待つ「瞬作」がずらり。
高さ1.3メートル、最も大きい所で直径1.3メートルある製品はじょうごのような形状で、袋をはめ込み、土を注ぎ込めば簡単かつ安全に土嚢をつくることができる。
「台風19号の被害を受けた千葉県、西日本豪雨からの復興が進む広島県などから注文が殺到し、生産が追いついていない状態です」と、岩下芳人社長(62)が説明してくれた。
創業から長年、建設業に取り組んできた。
岩下社長が父から会社を引き継いだのは25歳の時。
当時は仕事が少なく、経営的に厳しい状況だったという。
事故やけがが少なくない建設業の現場で効率がよく、より安全に作業しようと、1990年代半ばから建設業と並行して商品開発に取り組んだ。
転機は東日本大震災。
2007年に特許を取得した瞬作などの需要が、被災地で一気に高まった。
13年に事業転換し、これまでに8件の特許、2件の実用新案、6件の意匠登録を取得した。
商品開発のポイントは「災害からの復興に役立つ商品」だ。
土砂や廃棄物、粉末などを保管・運搬するための袋、フレコンバッグを自立させる「フレコンキーパー」は瞬作と並ぶヒット商品。
東京電力福島第一原発事故の除染作業でも活用されている。
高機能救命胴衣「ライフキャッチ」は、救命胴衣と安全ベルトを組み合わせた商品で、救命胴衣をヘリコプターから直接つるすことが可能だ。
10月に試作品が出来たばかりの新商品が「カーパックン」。
ビニール製で、折りたたむと車のトランクに搭載出来るほどの大きさ。
災害時には車を丸ごと包み込み水没から守ることができる袋状のシートと、外部との衝突を防ぐ緩衝材がセットとなっている。
1年ほど前、山口市内の廃棄物処理業者、富士企業から開発を依頼された。
今月1日、富士企業の社員たちが試作品を実際に試す機会があった。
車全体を包むのにかかった時間は約5分。
「ゴミ収集車や高圧洗浄車などは、災害の復旧時にまず動かなければいけない車。万が一の時の手段として助かる」と藤本謹也社長(57)。
改良を加え、20年初めの製品化を目指している。
岩下社長は「便利、使いやすいと言われた時にやりがいを感じる。人の役に立てるのが何よりうれしい」と話す。
今後は災害発生時にとどまらず、防災に役立つ商品開発に力を入れる。
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