次回から自動ログイン

 
   
入会はこちらから
トップ
エコ市場の概要
活動案内
行政情報
報道記録
人材情報
リンク集
Q&A
個人情報の取扱い
お問い合わせ
会員情報
売ります・買います・提供・受入・融資します

やまぐちエコ市場事務局
山口県環境生活部廃棄物・リサイクル対策課
〒753-8501
山口県山口市滝町1番1号
TEL:083-933-2992
FAX:083-933-2999

いろいろ情報イベント情報環境法令情報等掲示板会員限定情報
売ります・買います・
提供・受入・融資します情報
イベント情報環境法令情報等掲示板会員限定情報
報道記録
報道年月日 2020/01/10
報道機関名 山口新聞
会員名 (株)トクヤマ徳山製造所
タイトル 年頭に聞く トクヤマ社長・横田浩氏 「5G」本格普及に期待
報道記録の内容 -スマートフォンや自動車などICT(情報通信技術)向けの半導体関連の材料を主力にしている。昨年は需要に弱さがあったが、今年の展望は

半導体市場は当初は昨年後半から持ち直すとの見方があったが、米中貿易摩擦などの影響で世界的に生産量が落ち込み、厳しい一年だった。今年はいよいよ(スマホなどで使われる)第5世代移動通信システム「5G」が動きだす年で、後半にかけて需要が大きく回復する期待感がある。

-5Gが本格普及すると、どのような需要が伸びるのか

最先端の半導体が使われるスマートフォン関連や通信基地局の開設投資などのほか、自動車の電装化なども需要を押し上げる。具体的には半導体などの原料になる多結晶シリコン、半導体の熱を逃す放熱材、半導体の洗浄などに使う高純度薬品といった需要が高まる。私どもにとっては大きなプラス材料だ。たとえば放熱材でみると、現行の4Gに比べデータを高速処理することで半導体などから大量の熱量が発生するため、半導体の熱を逃す材料の需要が高まることになる。

-2020年度は中期経営計画の最終年度。力を入れたい成長事業は。

半導体材料など電子部品関連に加え、ヘルスケア分野に注力する。薬品メーカー向けに医薬品の原薬を出荷しているが、薬の合成の新たなプロセスを開発するなどして事業の拡大を図る。生産コストの削減などもできれば、将来的に広く医療費削減にも貢献できる。周辺事業としてサプリメント分野にも近く参入したい。

-今月1日付で社内にCO2(二酸化炭素)の排出量削減に向けた専門組織を立ち上げた

主力拠点の徳山製造所(周南市)では(CO2排出につながる)石炭火力をエネルギー源にしており、持続的に事業を続けるにはCO2の排出量を減らすことが喫緊の課題。従来も削減の取り組みを行ってきたが、さらに加速させる。対策強化を機に、地域とも連携しCO2自体を燃料として有効活用する技術の開発も目指す。究極的には再生可能エネルギーのみで徳山製造所の生産活動を行っていくことが理想。夢物語と言われるかもしれないが、こうした技術を実用化してきたのが化学。それが化学メーカーとしての使命だ。

-2015年度に本社機能を徳山製造所に集約化した。改めて地域への思いを

周南市は会社発祥の地。地元に根差し、発展に貢献できる会社でありたいとの思いが強い。地域が元気になるには経済力が大事で、私どもが事業を健全に継続することで雇用面を含め地域に貢献し続けたい。県内の若者流出が課題になる中、誇りを感じられるまちづくりも後押しできれば。
関連URL
 
戻る
 
 
     
 
   
Copyright(C)2007.やまぐちエコ市場.All Rights Reserved. やまぐちエコ市場Webに掲載の全ての情報の転載を禁止します。