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報道年月日 |
2016/05/18 |
報道機関名 |
山口新聞 |
会員名 |
㈱トクヤマ徳山事業所 |
タイトル |
トクヤマに分散支援補助金 東京の本社機能一部を周南移転 県、適用第1号 |
報道記録の内容 |
周南市の総合化学メーカー、トクヤマは17日、東京本部の本社機能の一部を徳山製造所(同市御影町)に今月移転したとして、県から地方分散支援補助金の確定通知書の交付を受けた。県が昨年度創設した同補助金の適用第1号。
同社は1日付の人事異動で、東京本部の経営企画や経理財務といった本社機能と所属する社員27人を、実際の本社所在地で創業地でもある徳山製造所へ移動させた。本社機能の県内移転については昨年6月に発表していた。東京本部には約140人が残り、ほとんどが営業か開発に携わる社員という。
同補助金は、東京23区から県内へ本社機能を移転した企業に対して適用。本社機能に係る常用雇用の県内従業員が10人以上(中小企業は5人以上)増加するなど一定要件を満たした場合、移転に伴い異動してきた従業員1人当たり50万円を補助する。同社の対象者は営業を除いた26人で、計1300万円を交付する予定。
同社の横田浩社長ら役員2人が県庁を訪れ、村岡嗣政知事から認定通知書を受け取った。横田社長は「創業の地をベースに世界へ向けて事業を発信していく。地域経済にも貢献できるように頑張る」と話し、補助金は東京本部から異動してきた社員の住環境整備などに役立てる意向を示した。
村岡知事は横田社長に対し、「若い人たちの魅力的な雇用の場の確保や、活躍の場をつくっていくという意味でも大きな意義があると思う。(本社機能の県内移転を)いろいろな企業に働き掛けていきたい」と述べた。 |
関連URL |
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