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報道年月日 |
2016/06/08 |
報道機関名 |
日本経済新聞 |
会員名 |
マツダ㈱ |
タイトル |
兵庫県立大と共同研究 マツダ 排ガス触媒を高性能化 |
報道記録の内容 |
マツダと兵庫県立大学は7日、自動車の材料開発に関する共同研究契約を結んだ。大型放射光施設「SPring―8」(兵庫県佐用町)に県立大が持つ実験設備に専用の実験装置を導入。次世代の排ガス浄化触媒や繊維強化樹脂などの研究開発に取り組む。触媒は2~3年以内、繊維強化樹脂は4~5年以内で一定の成果につなげることを目指す。
SPring―8の光は太陽の100億倍の明るさで物質内の分子、原子の構造が分析でき、異なる成分を組み合わせた高機能材料の設計に適している。今秋をめどに導入する装置により、実際に車が使われている温度などの環境を再現し、分子、原子レベルの構造分析が可能になるという。
マツダの藤和久・技術研究所首席研究員は「次世代自動車に必要な革新的な材料づくりにつなげたい」と話した。触媒の高性能化は使用する貴金属材料の量の低減につながり、新たな繊維強化樹脂の開発は自動車の軽量化や高強度化が期待できる。シミュレーションを駆使して設計する「モデルベース開発」の面でも、車の使用条件や劣化を反映した開発が可能になるという。
兵庫県立大はSPring―8の活用に加え、スーパーコンピューター「京」などによる計算科学や材料工学も動員して共同研究にあたる。 |
関連URL |
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