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報道記録
報道年月日 2009/02/18
報道機関名 日本経済新聞
会員名 ジオパワーシステム
タイトル ジオパワーと山口県、地熱利用農法を共同研究 燃油代を節約
報道記録の内容 地熱利用農法を共同研究
ジオパワーと山口県
イチゴのハウス栽培 燃油代を節約

 地熱を利用した住宅用空調システム製造・販売のジオパワーシステム(山口県美祢市)と山口県は4月、同社独自の空調技術をイチゴのビニールハウス栽培など農業分野に活用するための共同研究に乗り出す。燃油代を節約し農家の生産コスト削減につなげるほか、二酸化炭素(CO2)の排出量を減らすエコ農法の実用化を目指す。

 山口県農林総合技術センターとジオパワーシステムが行う地熱利用農法の共同研究は、このほど独立行政法人「科学技術振興機構」の2008年度補助事業にも採択された。4月以降、2年間にわたり実証試験を行い、農家への普及を促す。

 研究対象となるのはイチゴのハウス栽培。イチゴは夏から秋にかけ、涼しい風が苗にあたると果実の生育が進むという。このため、夏場は地表よりも冷涼な地下約5メートルの地熱をヒートポンプでハウス内に引き込み、イチゴの苗に直接冷気を吹き付ける生産方法の確立を目指す。

 こうした技術ノウハウが実用化されれば、ハウス栽培のイチゴのはしりの時期である11月から安定的な収穫が期待できるという。

 また、イチゴのハウス栽培では、晩秋から冬場にかけての収穫期にハウス内を20度前後の適温に保つ必要がある。1年で外気温が高いのは8月だが、地下約5メートルの地熱は意外にも12月が17度前後と最高。冬場にはこの地熱をハウス内に取り込み、燃油の使用量を極力抑える暖房システムを開発する。

 これまで冬場のハウスの温度管理は、空気層を二重にした被覆ビニールを用いたり、昼夜の温度変化に応じてサーモスタットで燃油代を節約したりする手法が一般的だった。

 自然エネルギーである地熱を利用して室温管理をすれば、従来の手法に比べ大幅にコストを削減できる可能性があるとみている。

 ジオパワーシステムは、個人住宅用の地熱利用空調機器が主力だが、最近は大型商業施設や自動車部品工場の空調システムなどでも納入実績を伸ばしている。今後は、農業分野への参入も目指す。
関連URL

(1)日本経済新聞HP(別ウィンドウ)

(2)山口県報道発表資料(別ウィンドウ)

(3)ジオパワーシステムHP(別ウィンドウ)

 
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