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報道年月日 |
2016/08/10 |
報道機関名 |
日本経済新聞 |
会員名 |
㈱安成工務店 |
タイトル |
医療施設向け木質住宅 安成工務店 再生材活用 断熱性高く 山口産スギ使用 快適性など訴え |
報道記録の内容 |
建築業の安成工務店(山口県下関市)は医院・介護施設向けに木質材料を中心とした環境重視型住宅を開発、販売を始めた。住宅は新聞紙を再生した断熱材や山口県産材を天然乾燥させた建材を使用。九州大学と進める木質住宅が健康に与える影響の実験データを基に医師など専門家に提案する。現在は年18億円の医療関係の売上高を5年後に2倍に増す計画だ。
医院や介護施設は通常、鉄筋コンクリート造りが多いが開発した住宅は基本構造を集成材と鉄骨の組み合わせにして強度と、デザインの自由度を確保した。構造材、内装とも基本はスギなどの県産木材で1年程度天然乾燥させたものを使う。合わせて新聞紙を再生した自社開発の断熱・調湿・吸音材を用いる。
断熱・気密性を高めるとともに、屋根を利用して太陽光発電し、床下に蓄熱して冷暖房や給油などを賄うシステムも採用。ストーブなどが不要になるという。
安成工務店などと九州大学のグループでは4年前から林野庁の補助を受け、木の家が人間の生理に与える実験データを収集。木質材を多用した住宅では、疲労度が小さい、注意力が増す、睡眠の質が増すなどのデータが得られているという。
「医療の専門家にも評価されるデータが出始めている。医院向けに十分商機がある」(安成信次社長)として、医療向けに特化した商品を開発した。材料費は1割程度割高になるが全体の設計を工夫することで吸収できるとみている。まず、現在年20件程度ある医療機関向けの施行で、新商品を提案していく。
同社は個人向けに環境重視型住宅を中心に施行・販売する。2015年12月期の連結売上高は153億円。5年後に200億円を目指す。 |
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