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報道年月日 |
2016/08/24 |
報道機関名 |
中国新聞 |
会員名 |
徳山積水工業㈱、山口大学 |
タイトル |
水素技術進む産学研究 中国地方 燃料電池 需要見込む |
報道記録の内容 |
光触媒使い 水や水蒸気から製造
次世代のクリーンエネルギーとして期待される水素を、光触媒で水や空気中の水蒸気から製造する産学の研究が中国地方で活発化している。水素は将来、燃料電池車や家庭用の燃料電池向けに需要が拡大するとみられている。産学で水素を運びやすくする研究も進んでいる。
岡山大は太陽光を当てて水を分解し、水素をつくる方法を研究している。極細の炭素繊維、カーボンナノチューブを光触媒に使う。水1リットルに光触媒の粉を入れて光を当てると1・2立方メートルの水素が出る。昨年から徳山積水工業(周南市)などと共同で、光触媒を用いたシートも開発中だ。
高口豊・准教授は「燃料電池に使える高純度の水素が得られる。太陽光で水素をつくるシートを家の屋根に載せ、家庭の燃料電池で電気を賄えるようにしたい」と将来像を語る。光触媒の改良やコスト削減を進め2030年の実用化を狙う。
山口大は、太陽光が当たる状態で空気中の水蒸気に触れると水素を出すシートを複数の企業と研究する。光を吸収する化合物の粉と、水素を生じる白金の粉をフィルムに印刷して光触媒シートをつくる。
燃やしても光しか出ない水素は、究極のクリーンエネルギーと期待される半面、将来は不足する恐れがあるとされる。経済産業省によると、国内の水素供給量は年約150億立方メートル。大半は工場のボイラーや製油所で自家消費されている。燃料電池車向けなどに使用量が増えれば、需要が供給を上回る可能性があるという。
水素の製造にも課題がある。天然ガスを改質する方法があるが、温暖化につながる二酸化炭素(CO2)が出るのがネック。製鉄所やカセイソーダ工場から副産物として出る水素は量が限られる。さらに水や空気中の水蒸気から水素をつくる際も、電気などを使えば間接的にCO2が発生する。そのため太陽光を使った製造法が理想とされている。
広島大は水素の運搬などを容易にする研究に取り組んでいる。肥料の原料などに使うアンモニアを、多くの水素を貯蔵、運搬できる物質として着目。昭和電工と豊田自動織機、大陽日酸、産業技術総合研究所と共同で、アンモニアを分解し、燃料電池車に使う高純度の水素を取り出す実験に世界で初めて成功した。
今回開発した装置は実証システムの10分の1の大きさ。広島大先進機能物質研究センターの小島由継教授は「装置をスケールアップし、アンモニアを活用して燃料電池車に燃料を供給する水素ステーションを実現したい」と説明する。 |
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