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報道記録
報道年月日 2009/06/13
報道機関名 日本経済新聞
会員名 宇部マテリアルズ
タイトル 太陽光発電向けに水酸化マグネシウムを増産
報道記録の内容  宇部マテリアルズは太陽光発電パネルなどに使用する水酸化マグネシウムの増産体制を整える。9月末までに約3億円を投じ、山口県宇部市の本社工場内に年産能力2万4千トン規模の新設備を設置する。海水と生石灰から生産する水酸化マグネシウムで最大手の同社だが、従来の主要用途は肥料や住宅建材用、蛍光灯などで、生産規模は年6千トンだった。生産能力を5倍に増強し、新規需要の拡大に対応する。

 水酸化マグネシウムは海水から採れる、にがりと生石灰を化学反応させ、真空ろ過や加圧脱水などの工程を経て生産される。純度を高め、パウダー状に加工した水酸化マグネシウムは、透光率や強度、加工のしやすさなどの面から太陽光発電のパネルや薄型テレビのパネルなどのガラス部品に不可欠で、需要が急速に高まっている。

 同社の水酸化マグネシウムの販売高は年間6億円前後で推移しているが、新規需要の開拓で10月以降増産し、2011年までには年3万トンに拡大、販売高も年20億円以上の主力事業に育てる。

 ガラス製パネルに高純度の水酸化マグネシウムを塗ることによって、発電効率に大きく影響する平面性や透光性が改善されるとされる。使用率の高かった中国製が、同国内需要の増加などで低価格で純度の高いものを供給しにくくなっていることや、同社のライバルメーカーが昨年の石油価格の上昇で生石灰の加工から撤退を決めたことなどから、大幅増産に踏み切る。

 海水と生石灰を原料にした同社のマグネシウム事業は鉄鋼の焼成炉などに使うマグネシウム製品が年間80億円程度と最大。自動車向けの樹脂添加剤なども増産を図っているが、官民挙げての需要増が見込める水酸化マグネシウムの増産を急ぐ。
関連URL

(1)日本経済新聞HP(別ウィンドウ)

 
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