次回から自動ログイン

 
   
入会はこちらから
トップ
エコ市場の概要
活動案内
行政情報
報道記録
人材情報
リンク集
Q&A
個人情報の取扱い
お問い合わせ
会員情報
売ります・買います・提供・受入・融資します

やまぐちエコ市場事務局
山口県環境生活部廃棄物・リサイクル対策課
〒753-8501
山口県山口市滝町1番1号
TEL:083-933-2992
FAX:083-933-2999

いろいろ情報イベント情報環境法令情報等掲示板会員限定情報
売ります・買います・
提供・受入・融資します情報
イベント情報環境法令情報等掲示板会員限定情報
報道記録
報道年月日 2009/06/16
報道機関名 山口新聞
会員名 木原製作所
タイトル 木質ペレットでビニールハウス用暖房機
報道記録の内容  「ハイテクだけが技術じゃない」−。山口市秋穂西の製造業、木原製作所(木原康博社長)が、環境に配慮した新製品「木質ペレット燃料ハウス暖房機」を広島の企業と共同開発した。木質ペレットは、おがくずやかんなくずなど製材の際に出る木くずを粉砕・圧縮した小粒の固形燃料。ソーラー発電、風力発電に続き、化石燃料に代わる新エネルギーを使った取り組みに期待が集まっている。

 木質ペレットは、長さは約1〜2センチで、いわば、“小型のまき”。森林の廃材を利用するため、循環型社会の次世代エネルギーとして注目されている。

 燃料ハウス暖房機は、ビニールハウス内の温度を保つ暖房機で、これまで9割以上が重油を燃料としていた。開発した「木質ペレット燃料ハウス暖房機」のCO2排出量は、従来の重油燃料機に比べ、76%以上(同社比)の削減効果があるという。

 木原製作所の創業は1902年。タバコの葉の乾燥機メーカーとして一世紀以上にわたって歩んできたが、近年の禁煙ブームを背景に新事業の模索が急務となった。逆境の中、2008年に社長に木原康博氏(32)、専務に弟の利昌氏(30)が就任。新しい取り組みとして目を付けたのが、木質ペレットを利用する機械の製造だった。広島の食品加工メーカー、サタケと昨年の5月から共同で開発を始め、今年3月に完成。すでに販売先も数件決まっている。

 県内では唯一、岩国木材センター(岩国市天尾)が2005年から木質ペレットの製造、販売を開始。販売量は初年が80トンだったが、昨年は630トンと年々増加している。しかし、従来の化石燃料に比べ原価が高いため、県内での利用は公共施設のペレットボイラー13台程度にとどまっており、民間での普及には至ってはいない。

 「だからこそやる価値がある」と利昌専務。「アナログ資材を使い切るメーカーを目指し、山口県の中小企業として、ほかにはない存在感を示したい」と意気込む。新しい需要開拓に向け、木原製作所の挑戦は続く。
関連URL

(1)山口新聞HP(別ウィンドウ)

(2)木原製作所HP(別ウィンドウ)

 
戻る
 
 
     
 
   
Copyright(C)2007.やまぐちエコ市場.All Rights Reserved. やまぐちエコ市場Webに掲載の全ての情報の転載を禁止します。