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報道年月日 |
2017/01/17 |
報道機関名 |
中国新聞 |
会員名 |
山口大学、東洋鋼鈑㈱下松工場 |
タイトル |
抗がん剤副作用 遺伝子検査キット 国承認 年内実用化へ 山ロ大など |
報道記録の内容 |
山口大と東洋鋼鈑(東京)は16日、共同開発した抗がん剤の副作用が出やすい遺伝子型を調べるキットが国の薬事承認を得たと発表した。年内にも公的医療保険が適用されて実用化される見通しで、患者の治療の負担や検査費用の軽減が期待できるという。
国内で年間2万件使われている抗がん剤「イリノテカン」の副作用が出やすいとされる遺伝子型を調べるシリコーン基板のチップ(3ミリ四方)と、試薬などのセット。患者の血液に試薬を混ぜてチップに載せ、専用機器でレーザーを当てると該当するDNA型に反応する。反応の有無や強弱によって、副作用が出る可能性の程度が分かる仕組み。
従来品より約4割短い4時間で結果が分かり、2種類の遺伝子型の検査を一度にできるため治療の効率化が図れるという。この日山口大であった記者会見で、岡正朗学長は「将来的に別の病気の治療にも活用できる」と強調。東洋鋼鈑の隅田博彦社長は「今後も医療分野に力を入れていきたい」と述べた。
研究は2000年に東洋鋼鈑が着手。05年に山口大と共同開発を始め、山口県の補助金約4億円を受けて進めてきた。製造販売を担うエイアンドティー(横浜市)が昨年12月、厚生労働省から薬事承認を受けた。(原未緒) |
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