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報道年月日 |
2017/02/10 |
報道機関名 |
中国新聞 |
会員名 |
(地独)山口県産業技術センター |
タイトル |
木質繊維瞬時取り出し 西日本技術開発と山口県産業技術センター 薬品不要の粉砕装置開発 |
報道記録の内容 |
産業機械製造などの西日本技術開発(光市)は山口県産業技術センター(宇部市)と共同で、木材や竹から瞬時に木質繊維を取り出す粉砕装置を開発した。従来は欠かせなかった薬品処理が不要なため、中和などの環境対策が要らなくなった。装置で製造した木質繊維は、建築資材や土壌改質材などへの応用を見込み、全国に売り込む。
装置に木片や樹皮などを入れると、風で移動させながら引きちぎるようにして粉砕する。切断するのに比べ繊維が残りやすく、長さは1.5センチ程度まできめ細かく設定できるのが最大の特長。木の種類や部位を変えたり、複数の木材を同時に粉砕したりすることで、さまざまな大きさや形状の繊維を得られる。
装置は約10年かけて開発した。既に県内の複数の企業が、繊維を材料にした製品開発を進める。空気をためる性能を生かした断熱材や、吸水性などを利用したのり面緑化材への応用を目指しており、一部は試作品も完成した。
廃材や伐採後の竹なども原料として使える。西日本技術開発の西岡栄祐は「幅広い企業の製品開発につながれば」と期待している。 (桑田勇樹) |
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