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| 報道年月日 |
2017/02/25 |
| 報道機関名 |
山口新聞 |
| 会員名 |
山口県、（地独）産業技術センター、山口大学、長州産業㈱ |
| タイトル |
中古バッテリー活用の蓄電池と太陽光発電 連携システムの実証実験 産学官チーム、美祢で開始 |
| 報道記録の内容 |
電気自動車の中古バッテリーで作った蓄電池と太陽光発電をリンクさせて電力を賄う実証実験が24日、美祢市大嶺町の美称青嶺高校敷地内にある県の大気測定局で始まった。
山口大学や山陽小野田市立山口東京理科大学、車載用リチウムイオンバッテリーの再利用事業を行うフォーアールエナジー(横浜市)、太陽光発電メーカーの長州産業(山陽小野田市)、県産業技術センターでつくる産学官連携によるプロジェクトチーム(代表、福代和宏山口大教授)が、県の委託を受けて取り組む。実証実験は昨年10月から行われている字部市の県産業技術センター試験場に続いて2カ所目となる。
太陽光発電で測定局の必要電力を賄いながら、蓄電池に充電。太陽光発電と蓄電池を組み合わせ、「省エネ、創エネ、蓄エネ」を担うシステムで、今後の家庭や事業所への普及に向けてデータを取る。
蓄電池には日産自動車の電気自動車「リーフ」搭載のリチウムイオンバッテリーが使われている。リーフは2010年発売のため、今後、徐々にバッテリーの回収量の増加が予想されるという。
福代教授は「実証実験がうまくいくと、先進的な事例として全国に紹介できる。山口発として全国に発信できるような成果が上げられれば」と話した。
同校にある大気測定局は硫黄酸化物や窒素酸化物などを測定する。 |
| 関連URL |
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