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報道年月日 |
2017/02/25 |
報道機関名 |
日本経済新聞 |
会員名 |
㈱アースクリエイティブ |
タイトル |
アースクリエイティブ バリ島で浄化槽事業 国内市場縮小に対応 ホテル・工場向けにメンテ |
報道記録の内容 |
排水管理のアースクリエイティブ(山口県宇部市)は浄化槽事業でインドネシアに進出する。バリ島のホテルや工場で浄化槽管理を始め、新設からメンテナンスまで一貫したサービスを展開する考えだ。5年後に200件の受注を目指す。国内では下水道普及により浄化槽事業の縮小が続いており、同社は海外市場に活路を求める。
インドネシア・バリ州でクタ、レギャン、ジンバランなどリゾートが集中するエリアを擁するバドゥン県と、州都デンパサール市で事業化を進める。4、9月にバドゥン県環境局、デンパサール市の担当部署、山口大学の水質管理の専門家と共同で浄化槽を調査し、2018年度から管理・メンテナンスを始める。
ホテル、レストラン、工場を中心に浄化槽の年数回のメンテナンス・管理・清掃を行う。20年に120件、22年に200件が目標。当初管理サービスの売上高は1500万円弱を見込む。現地法人設立などは今後詰める。対象エリア内の下水道普及率は20パーセント程度で、浄化槽を備えるのはホテルなどが2500施設、一般家庭は40万世帯あり「潜在市場は極めて大きい」(栗原和実社長)とみている。
管理と並行して、バドゥン県にある国立ウダヤナ大学と地元の実情に合った小型浄化槽の共同開発も計画。同大は山口大学と協力関係にあり、両大学とは行政担当者や企業関係者へ環境や浄水技術についての啓発・指導教育も検討している。今回の事業は国際協力機構(JICA)の16年度の中小企業海外展開支援事業に選ばれ、事前調査を進めてきた。
バリ州は人ロ400万人を超え、増加が続いている。外資系高級ホテルが立ち並ぶバドゥン県では観光客が年間400万人前後で、インドネシア全体の4割を占める。このため河川や周辺海域での排水による水質悪化が問題視されていた。
アースクリエイティブは1963年創業で宇部地区の浄化槽管理を請け負い、現在3千件のメンテナンスを行っている。旧式の腐敗式単独槽から合併浄化槽まで「どんなタイプでも対応できる技術を持つ」(栗原社長)としている。バリ州での実績をもとに、将来はインドネシア全域でのサービス展開を目指す。16年9月期の同社の売上高は5億2千万円だった。 |
関連URL |
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