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報道年月日 |
2017/03/31 |
報道機関名 |
日本経済新聞 |
会員名 |
中国電力㈱ |
タイトル |
石炭をガス化、蒸気も利用 複合発電を実験 中国電・Jパワー |
報道記録の内容 |
中国電力とJパワーの共同出資会社、大崎クールジェン(広島県大崎上島町)は30日、石炭火力発電所の実証試験を大崎上島町で28日に始めたと発表した。石炭をガスにしてガスタービンと蒸気タービンの2種類の複合発電をする「石炭ガス化複合発電(IGCC)」方式を採用。高効率化と石炭使用量の削減を目指し、まず2019年2月末まで試験して経済性などを調べる。
今回の発電はプロジェクトの第1段階で、出力は16万6千キロワット。総事業費約875億円のうち、経済産業省などが3分の1を助成し、残りを両社が折半した。
燃焼温度はガスタービンでセ氏1300度、発電効率は40.5パーセントを目指す。石炭を微粉化する設備をダイヤモンドエンジニアリング(富山県魚津市)、発電機やタービンを三菱日立パワーシステムズ(横浜市)、不純物となる硫黄を除去する設備を日揮が担当した。
プロジェクトの第1段階の試験目標を達成すれば、セ氏1500度のガスタービンを使った商用機で発電効率は46パーセントに高められるめどが立つ。
第2段階として19年度から、二酸化炭素(CO2)を分離・回収する。
最終段階の21年春には水素を使い燃料電池で発電する。
▼石炭ガス化複合発電(IGCC)
ガス化炉に微粉の石炭と酸素を吹き込んで石炭ガスを発生させ、硫黄を除去したのち燃焼器でガスを燃やしてタービンを動かす。排熱を回収してできる蒸気でタービンを回す。IGCCは酸素を吹き込むタイプと空気を吹き込むタイプがある。酸素はエネルギー効率で優れるが、空気を分離し酸素を取り出す設備も必要になる。 |
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