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報道年月日 |
2017/04/15 |
報道機関名 |
山口新聞 |
会員名 |
やまぐちエコ市場事務局 |
タイトル |
山大大学院・山吹一大助教 次世代型蓄電池開発へ |
報道記録の内容 |
スマートフォンやパソコンなど身近な生活で幅広く使われる蓄電池。動作時間を延ばすなど長寿命な次世代型蓄電池の開発に取り組む山口大大学院創成科学研究科(宇部市)の山吹一大助教(36)は、「次世代電池が実用化できれば、スマホや家電機器などのさらなる小型化や高性能化に結びつく」と話す。
蓄電池の現在の主流はリチウムイオン電池だが、レアメタル(希少金属)を含む材料を使っており資源枯渇の課題が残る。次世代電池の開発に向け、安価で資源豊富なマグネシウムなどを使う「多価カチオン型電池」に着目。実用化できればリチウムイオンの4倍以上のエネルギー密度を持つ革新的な電池になるという。
電極の構造を工夫することで電気を多く蓄える性質があるマグネシウムを使う計画で、試作品を数年前に開発。充放電を100回程度繰り返すと劣化する現状を500回以上の実用水準まで耐えられる性能に向上させることが課題だが、2030年度ごろの実用化を目指す。
山吹氏は「県内ではマグネシウムを扱っている企業が多く、電池や電極のメーカーもある。地域産業発展に向けて県内企業とも連携したい」と意気込む。将来的には太陽光発電技術と蓄電池技術を組み合わせることでエネルギーの完全自給自足も考え、「クリーン社会の実現に貢献したい」と力を込める。
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