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報道年月日 |
2018/05/31 |
報道機関名 |
中国新聞 |
会員名 |
(株)シーパーツ |
タイトル |
中古車解体IT化推進 シーパーツ(岩国市) |
報道記録の内容 |
中古車を解体して得た部品を、国内外に販売している。力仕事のイメージを持たれがちだが、設備の自動車化やIT化で社員の負担を減らし、業務の効率化にも成果を出している。
ロボットアームがタイヤをつかみ、回転させてホイールから外す。この間、わずか1分半。自社開発したタイヤの自動脱着システムで2015年に導入した。 1日の処理数は約300本と手作業に比べ倍増した。吉川日生社長は「自動化で品質も安定した」と手応えを語る。
従来は人の目で確認していた品質の評価も自動化した。センサーとカメラでタイヤの構の深さやひび割れを測り、劣化の状態別に分ける。客観的なデータに基づいて判定することで、リユース率を高めた。
IT化のきっかけは、05年の山口工場(美祢市)新設だ。当時は発注書など紙の書類が中心だった。吉川社長は「複数の拠点の管理や情報共有のスピード化が求められた」と振り返る。
車両の仕入れから部品販売までの流れを一元管理する自社ソフトも考案した。商品の状態などを社内で共有し、インターネット上で取引先にも公開。納品書などを自動作成し、仕入れから販売までの期間は国外取引で7分の1に短縮した。業績は順調に伸びている。
次に見据えるのは「モノのインターネット(IoT)」と人工知能(AI)の応用だ。今月、岩国市内で新たな研究・開発拠点の運用を始めた。中古車の画像から価格を算定したり、顧客に最適な部品やサービスを自動で提案したりするシステムの構築を狙う。
吉川社長は「他社へのシステム販売も視野に入れている。業界の底上げにつなげたい」と力を込める。
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