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報道記録
報道年月日 2009/09/18
報道機関名 山口新聞、中国新聞
会員名 トクヤマ
タイトル トクヤマ  ヤシ種子殻を混焼で発電 CO2削減へ
報道記録の内容 ■山口新聞 
 二酸化炭素(CO2)の排出量を削減して地球温暖化防止につなげようと、総合化学メーカー、トクヤマが、周南市御影町の徳山製造所徳山工場内にある火力発電設備の代替燃料としてバイオマスエネルギーを使う試みに乗り出した。パームヤシの種子殻を石炭と一緒に混焼する方法で、本年度内の本格稼働を目指す。17日に現地で安全祈願祭が開かれた。

 同製造所の徳山、東両工場には計5ユニットの自家用発電設備(総合発電能力55万2千キロワット)があり、製造所内の各工場に電気と蒸気を供給。このうち中央発電所7号ボイラー(発電能力7万8千キロワット)は2007年に石炭への燃料転換を行った際、石炭以外のものも燃やすのに向いている循環流動層ボイラーに更新し、今までは石炭と廃タイヤを混焼させていたが、新たにパームヤシ種子殻を燃料に加えることになった。

 使用する種子殻は東南アジアから輸入したもので、パーム油の製造工程でヤシ果実内の種子から核油を取り除いた部分。1トン燃やすと石炭に比べて2トン弱のCO2削減効果があるという。同社は年間3万〜4万トンを燃料として使いたい考えで、徳山製造所全体から排出されるCO2の1%にあたる年間7万トンの削減につながるとみている。

 廃タイヤの調達競争が激しく、同ボイラーの持つ混焼能力を最大限にまで生かせていなかったことから新たな代替燃料を探していた。このほどパームヤシの種子殻を調達する候補地を見つけたことから混焼に向けた試験を進めていた。

 17日に行われた安全祈願祭には白神誠一徳山製造所長ら関係者約80人が出席。同製造所の飯間智動力部長は「7号ボイラーの力を十分使い切るには至っていなかった。少しでも多くのバイオマスをエネルギーに換え、CO2削減に寄与したい」とあいさつした。

■中国新聞
 総合化学メーカーのトクヤマ(周南市)は17日、主力の徳山製造所(同)の自家発電設備の燃料にマレーシア産パームヤシの種子殻を混ぜる試験を始めた。主燃料の石炭の使用量を減らし、二酸化炭素(CO2)の排出減を狙う。石炭との混焼状況を見極めて、来年3月までに本格稼働する。

 種子殻の混入を試みるのは、出力7万8千キロワットの発電設備。種子殻の燃焼で発生するCO2は、成長過程での吸収分と相殺してゼロとみなすため、1トン当たりの排出量は石炭より2トン少ないという。年間3、4万トンの使用で製造所全体の1%に当たる7万トン余りのCO2削減を目指す。

 トクヤマは2007年11月、廃棄物の活用やCO2の抑制を目的に廃タイヤも燃やせるように自家発設備を改良した。廃タイヤは年間6万トンを投入できるものの、08年度は7700トンしか調達できず、代替燃料を探していた。設備を改良しないで使えるため、新バイオマス燃料の種子殻を採用した。

 種子殻は、東南アジアでのパーム油製造で発生する廃棄物。現地では発電燃料への活用が始まっているが、国内での利用はまだ少ないという。飯間智動力部長は「石炭と種子殻などを混焼できるように改良した自家発設備を十分に使いこなし、少しでもCO2削減に寄与したい」と環境に配慮する。

関連URL

(1)山口新聞HP(別ウィンドウ)

(2)トクヤマHP(別ウィンドウ)

 
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