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報道記録
報道年月日 2017/10/27
報道機関名 日本経済新聞
会員名 マツダ(株)防府工場
タイトル EV時代もエンジン軸に マツダ 小飼社長 トヨ夕と組み全方位
報道記録の内容 2040年までに英仏政府がガソリン車の販売を禁止する方針を示すなど、世界各地で車の電気自動車(EV)シフトが加速している。マツダは8月、新しいガソリンエンジンを発表し、エンジンの重要性を強調した。EV時代にどう生き残るのか。マツダの小飼雅道社長に聞いた。
――19年に燃費を最大3割改善するガソリンエンジンを投入します。
「車の走行だけでなく、燃料などエネルギー源の発掘からの二酸化炭素(CO2)の排出量を考えてCO2を削減する。 エンジンこそが、環境保全につながるという考えはぶれずに今後も深堀り開発を続ける」
「ただ各地域の市場を考えたとき、顧客にはあらゆる選択肢を提供する必要がある。日本、欧米、中国だけでなく、ロシアやチリ、ぺルー、コロンビアといったように広い地域で車を売っている。動力源として、ガソリンもディーゼルもEVもプラグインハイブリッド車(PHV)も投入する方針だ。中国や米国での環境規制にはしっかり対応していく考えだ」
――「全方位」では開発への経営資源が足りなくなりませんか。
「あらゆる選択肢が必要ななかで、8月にトヨタ自動車との資本・業務提携を発表した。19年には自社で開発したEVを市場投入するが、それ以降はトヨタとの技術提携を活用する。そのなかで共通部分があり、開発手法を持ち寄って一緒に効率化する」
――トヨ夕との提携では共同での米国工場建設も盛り込みました。
「工場の全部門がトヨタと一緒に車を造ることで、両社の力を結集できる。米国工場を決めたことで、生産技術でも調達でもこの先の仕事を明確にできた。経営資源を、どう効率化するか、一緒に考えられることもできるようになる」
――マツダの個性が失われる懸念はないですか。
「マツダはコンパクトな企業であるがゆえに明確なミッションを特定できた。ガソリンエンジンや車体設計の技術をより高められた。8月には自社の長期ビジョンをまとめたが、その中心にガソリンエンジンがある。今後、どのように経営資源を投入していくかをある程度固めることができたと思っている」
――ダイソンなど異業種もEVをつくると発表しました。ブランドが相対的に低下する懸念はありませんか。
「かつて(小型で高出力の)ロータリーエンジンを世界で初めて成功させたほか、ロードスターやコスモスポーツなどスポーツカーブランドとしても支持されてきた。世界中にファンがいる。そのファンの要求を超える商品を提供していく」
「走る喜びなど、商品としての本来の機能をお客様に認めていただく必要がある。機能もずぬけたところまで伸ばしていくつもりだ。顧客には開発陣が販売店に出向いて一緒になって説明している。自動車というものの発展が維持されるかどうかは我々、自動車会社次第だと思っている」
拡大路線を反省 強み磨く
マツダは1990年代にフルラインアップのいわゆる総合メーカーを目指した。ただ身の丈
を超えた拡大路線から経営難に陥り、米フォード・モーターから支援を受け続けた。「実力以上に範囲を広げた」。小飼雅道社長は振り返る。「マツダがどこに戻らないといけないのか、考える時間となった」。
現在、製造・販売するのはスポーツ車、セダン、多目的スポーツ車(SUV)などの9モデルまでに絞り、効率的な開発手法も導入した。ただ、世界はマツダとの思惑とは逆に急速なE Vシフトが進む。動力源をエンジンの一つに絞ることは「リスク」にもなる。トヨタ自動車との提携は過去の苦い経験から学んだ帰結だったといえる。
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