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報道年月日 |
2018/02/23 |
報道機関名 |
山口新聞 |
会員名 |
(株)トクヤマ徳山製造所、長州産業(株) |
タイトル |
実証試験を開始 太陽光発電利用 高確率の水素製造システム |
報道記録の内容 |
トクヤマと長州産業
周南市の総合化学メーカー、トクヤマと太陽光発電システムなどを手掛ける山陽小野田市の長州産業は、太陽光発電を利用した高効率の水素製造システムの屋外実証試験を今月から始めた。22日に長州産業本社で実証試験の設備を報道関係者に公開した。
従来の7倍の製造能力
システムは、制御と水素は発生に用いる二つのコンテナ、最大50キロワットのチア太陽光発電設備などで形成。アルカリ水電解法で水を電気分解して水素を発生させ、高純度に精製して供給する。製造能力は、従来のシステムの7倍となる1時間当たり7立法メートルで、燃料電池車1台を満充填できる水素を毎日供給できる。県のやまぐち産業戦略研究開発等補助金の採択事業で、両社が中心となって2015年度から開発を進めてきた。県の補助金は17年度までの3年間で約1億5千万円。
太陽光発電を利用する水素製造は、日照条件によって変動する電力の制御などが課題だったが、日射計の計測値から発電電力を予測して製造システムにデータを伝えることで、電力を高い効率で水電解に使用できるようになったという。
実証試験は1年程度。今夏ごろに長州産業の水素ステーション「SHiPS」の実証施設に接続し、自社の燃料電池車への水素供給を始める。システム自体の商品化に向けた調整も、自治体などの顧客を想定して最終段階に入っている。
トクヤマ化成品第一製造部技術課の田中康行主任は「オリジナル性のある技術を水素ステーションとの連携、エネルギーの自給自足、大規模な製造などにつなげたい」と期待を込める。長州産業新エネルギー事業部新エネルギー推進課水素事業係の高岡敬介さんは「SHiPSのラインアップに加え、自然エネルギーの活用をアピールしていけたら」と話した。 |
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