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報道年月日 |
2018/10/31 |
報道機関名 |
山口新聞 |
会員名 |
宇部マテリアルズ(株) |
タイトル |
前身会社の史料、理研へ寄贈 宇部マテリアルズ 金属マグネシウムの延べ棒も |
報道記録の内容 |
宇部興産の子会社で宇部市に本社を置く無機材料メーカーの字部マテリアルズは30日、合併前の同社の前身となった日満マグネシウムの創立関係書類や初作の金属マグネシウムの延べ棒などを国立研究開発法人理化学研究所(理研)に寄贈した。
日満マグネシウムは、満州鉄道や理研産業団の理化学興業などの出資で1933年に設立し、35年に宇部市の工場で金属マグネシウムの製造を始めた。
38年に満州鉄道が撤退したが、理研3代目所長の大河内正敏の尽力で理研金属に商号変更して理研産業団の一翼を担った。
金属マグネシウムは、戦闘機の軽量化に用いられたジュラルミンの原料などになった。
寄贈品は、日満マグネシウムの各種書類や宇部工場で製造した金属マグネシウムの延べ棒、当時商工大臣だった東条英機による管理令書、社内報、写真など50点以上。
宇部マテリアルズが社内で保管してきたが、日本の産業を振り返る史料として活用してもらおうと、かつて経営母体だった理研に寄贈を申し入れた。
同市相生町の本社で贈皇式があり、市川正隆社長が理研の加藤重治理事に目録を手渡した。
延べ棒は埼玉県和光市の理研本部で常設展示され、他の史料も日本の科学技術の考証に用いられる。
市川社長は「親元とも言える理化学研究所で適切に保存していただければ、わが社としても誇らしく感じる」と述べた。
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