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報道年月日 |
2019/01/08 |
報道機関名 |
山口新聞 |
会員名 |
(株)シマヤ |
タイトル |
「腸内殺菌」データ 特産品開発に活用 |
報道記録の内容 |
<シマヤの麦みそ>
周南市民の腸内殺菌(フローラ)を調べ、健康増進につなげようと研究している国立研究開発法人「医薬基盤・健康・栄養研究所」(大阪府茨木市)と新南陽商工会議所が、研究結果を生かして周南市の調味料メーカー、シマヤの麦みそを活用した新しい特産品の開発に取り組んでいる。
<周南市民が協力>
同研究所は血液から便から人によって異なる腸内殺菌の種類や数などのデータを収集。
これまでの研究で糖尿病や肥満、アレルギー疾患などの症状に腸内殺菌が関わっていることが分かっており、難病の治療につながる可能性が注目されている。
同研究所のワクチン・アジュバント研究センター長、国沢純さん(44)が周南市出身という縁で、一昨年から同市と共同研究をスタート。
都会と地方の食生活の差によって腸内殺菌の種類に差があるかなどを調べている。
これまで調査対象が市職員のみだったが、2月から有志の市民に協力を依頼し、調査対象の範囲を広げる。
調査は約半年をかけて2回実施。食生活や運動量を調べるアンケートに加え、便や唾液などから腸内殺菌種の類や量を解析する。
期間中、協力者には約1カ月間麦みそを食べる生活をしてもらい、食べる前と後に腸内殺菌のデータを取り、変化を調べる。
調査結果は11月に公表。
特別に多く見られた栄養素や足りなかった栄養素を抽出し、麦みそを食した効果を同研究所お墨付きの情報として新商品のPRに活用する。
現在、同商工会議所と市、国沢さんがウェブ会議を重ねてプロジェクトを進めている。
国沢さんは「腸内フローラには地域特性がある。地方の人は『特別なものはない』と言うが、普段当たり前と思っている食材が特別かもしれない。改めて地元の良さを発見してもらい、将来は新商品を全国展開していきたい」と話す。
新南陽商工会議所の中小企業相談所の笹木大所長(40)は「健康というイメージをPRしていき、地域ブランドになれば周南市を『健康先進エリア』にしていきたい」と意気込んでいる。
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