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報道年月日 |
2019/01/28 |
報道機関名 |
循環経済新聞 |
会員名 |
和泉産業(株) |
タイトル |
周南バイオマスセンターを開設 未利用材や竹をチップ燃料に |
報道記録の内容 |
和泉産業(山口県周南市、和泉貴信社長、☎0834・22・2200)は、周南市内の自社が保有する山林地帯(採掘事業による跡地)を整備し、「周南バイオマスセンター」を開設した。
昨年12月から、山口県内の木質バイオマス発電所向けに間伐材等の山林未利用材や竹をチップ化し供給を開始。
マルマテクニカより購入したVermeer(バーミヤ)社製の移動式破砕機(35トン/時)で、自社山林の伐採木や森林組合等から受け入れた原木を切削チップに加工し、年間1万トンの燃料供給を目指す。
同社は、大手総合化学メーカーの東ソー向けに、セメント原料粘土採掘事業の他、東ソー構内業務や土木工業、一般土木工事(公共・民間)など広く手掛けてきた。
廃棄物処理では、がれき類などの破砕・選別や収集運搬で実績を持つ。
さらなる事業拡大を目的に昨年6月、木質チップ加工の事業化を決定。
開発本部バイオマス班を新設し、和泉聡専務を筆頭に未利用木材の資源化業務に着手した。
同センターの敷地は約5000平方メートルで、投資額は約1億1000万円。
自走式破砕機の他、トラックスケールや原木・チップのストックヤード等を整備した。
昨年11月13日には、災害時に近隣住民の避難所・う回路とする協定を周南市と締結しており、里山保全の推進と並行して地域貢献に努める。
同社は発電利用に供する木質バイオマスの証明に係る事業者認定を取得。
伐採からチップ加工まで、未利用木材の由来を証明可能な事業体として認められており、山口県岩国市のミツウロコ岩国発電所へスギやヒノキ、竹等を破砕したチップを供給する。
同県山陽小野田市では、藤崎電気が建設を進める竹専焼発電所が今年度に稼働予定となっており、和泉産業も破砕した竹チップの供給を予定している。
また、エア・ウォーターと中国電力が協働で建設を進めている防府バイオマス・石炭混焼発電所への供給も予定している。
同社の和泉社長は「長年培ってきた土木事業のノウハウや保有する重機を、山林伐採や林道整備に生かせている。近隣地域の木質燃料需要に応えるべく、生産量を伸ばしていきたい」とした。 |
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