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報道年月日 |
2019/03/19 |
報道機関名 |
宇部日報 |
会員名 |
(株)エイム |
タイトル |
夜間観測データ活用 どの魚種狙ったか一目で 漁業操業ナレッジベース構築 |
報道記録の内容 |
エイムを中心としたプロジェクトチームが実証事業の対象に選んだのは、長門地域のケンサキイカの一本釣り漁と瀬付きアジの巻き網漁。
かがり火(集魚灯)を使った漁のため、夜間観測衛星のデータが使え、県の水産ブランドとして漁業認証を取得すれば、他のブランドと差別できる可能性があるからだ。
同社では2018年8~12月に、実際の漁に同行。
漁業者の協力を得て、船にカメラと位置情報観測アンテナを設置し、全地球測位システム(GPS)を利用して、操業位置、運航ルートなどをデータとして採取した。
さらに測位、夜間観測の各衛星データ、天気、風向き、潮流、海水温などの自然条件データと共に人工知能(AI)で解析。
操業位置、漁場、漁獲量、漁場までの燃費など漁業にかかわるあらゆる数値のデータ化を試みた。
データ採取に協力したのは、主に30~50代の若手漁業者。
プロジェクトでは、漁場を選ぶ理由、根拠などについて聞いたところ、思った以上に、勘と経験を頼りにし、データを利用していないことが分かった。
一方、採取したデータの中で、漁業者が最も興味を示したのは、夜間観測衛星から得られたデータ。
漁船の位置から、どの魚種を狙って出港しているかが、分かるものになっていたという。
エイム産業システム部の伊藤重稔部長は「今までは漁業仲間との電話のやりとりくらいしか、漁の状況が分かる情報がなかった。その日の天候などの自然状況と衛星データを加えて分析すれば、経験と情報の相関関係も分かることが理解してもられた」と語る。 |
関連URL |
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