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報道記録
報道年月日 2009/12/25
報道機関名 日本経済新聞
会員名 秋川牧園
タイトル 昼間の牛乳配達に商機  顧客と会話しファン獲得
報道記録の内容  秋川牧園は9月に、これまで行ってきた牛乳宅配事業を大きく衣替えした。山口県萩市の自社牧場などで搾乳し、低温殺菌した高品質な牛乳やヨーグルトが商品というのは従来通りだが、深夜の配送を昼間の配達に切り替えたのだ。

 「クリム」と名付けた牛乳宅配事業では4人の専任スタッフが4台の専用車で会員の各家庭を訪問し、牛乳を直接手渡すことを原則にしている。配達員と顔を合わせることなく、朝には玄関口に牛乳が届いているというのが通常のスタイル。

 なぜ、在宅率の低い昼間にスタッフが訪ねるという手間のかかる手法に切り替えたのか−−。

 実は牛乳宅配を利用する家庭は高齢者の家が多く、在宅率も4割程度と高い。来訪する日時を決め、それが浸透すると在宅率は6割を超えるまでに上昇した。現在の配達区域は山口市の一部だけだが、全員数は当初の800人が1000軒程度に増えるなど好調だ。

 「週に2回のスタッフの来訪を心待ちにしていただいているようだ」と秋川正社長は話す。商品のことだけでなく、様々なテーマが話題になり、時には「トイレの調子が悪いので修理業者を紹介して」といったものまであるという。秋川社長は「こうした会話に大きな可能性を感じる」という。

 会話には商品開発の大きなヒントがある上に、開発した商品の軒個なファンにもなってもらえると秋川社長は期待する。同社ではこうして生まれた第1号の開発商品ピザを今月中旬に発売、好評だという。

 来年3月までに、自社牧場の牛乳を使ったプリンやチーズも商品化しラインアップを整える。得意とする鶏卵も牛乳宅配ルートに乗せることも検討中だ。店舗展開も視野に入れる。

 同社は、主力の若鶏やその加工品、鶏卵などの分野で生協などの主要商品に組み入れられるなど、食の安心、安全ニーズの高まりを背景に今期は増収増益となる見通しだ。デフレ下でも安売り競争に巻き込まれない商品力は確固としたものになりつつある。

 現在は、使用する飼料の一部をトウモロコシから飼料米に切り替えるため、地元の農家と契約して飼料米栽培の拡大に力を注ぐ。

 そうした中でスタートさせた牛乳宅配事業を、秋川社長は成長の第2の柱と位置づける。1000軒では年商でも3000
万円くらいにとどまるが、「大手メーカーなどにまねのできない、地元に強固なファンを増やす事業が秋川ブランドをより強くする」と長期で新事業を育成する考えだ。
関連URL

(1)秋川牧園(別ウィンドウ)

 
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