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報道年月日 |
2019/07/20 |
報道機関名 |
中国新聞 |
会員名 |
(株)トクヤマ徳山製造所 |
タイトル |
セメント輸出を強化 トクヤマ 3割増目標 港湾整備 |
報道記録の内容 |
総合化学メーカーのトクヤマ(周南市)はセメント事業で輸出を強化する。
2021年までに輸出量を年170万トンへ3割引き上げる。
低迷する国内の需要を海外で補い、設備の稼働を維持する狙い。
より大きな船で運べるよう港湾を整備している。
主にセメントに仕上げる前の「クリンカー」と呼ばれる中間製品の輸出を増やす。
これまで2万8千トンを運べる船を使ってきたが、徳山製造所近くの海底を掘り、今夏にも3万3千トン以上に輸送能力を上げる。
また、原燃料の塩と石炭を受け入れる桟橋で輸出船の発着回数を増やす。
国内のセメント生産量は最盛期の1990年代半ばから半減する一方、世界で年2~3%増えている。
トクヤマは二酸化炭素の排出を抑えたいオーストラリアやインフラ整備が活況なフィリピンへの販売の増加を見込む。
各国の受入工場の買収も探る。
トクヤマはガラス原料のソーダ灰工場の廃棄物や自家発電所の石炭の燃えかすを原料に、1938年からセメントを製造する。
セメント事業の19年3月期の売上高は923億円と、全体の3割近くを占める。
マレーシアの多結晶シリコン工場の巨額損失による経営危機をきっかけに、財務を改善する一環でセメントの輸出を15年からほぼ倍増させた。
井上智弘セメント製造部長は「既存の製造設備をもっと有効活用するため、港湾の出荷体制を整えたい」としている。 |
関連URL |
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