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報道年月日 |
2020/05/22 |
報道機関名 |
宇部日報 |
会員名 |
山口県産業技術センター |
タイトル |
3Dプリンター使いフェイスシールド 県産技センターが無償提供 希望の医療機関に |
報道記録の内容 |
宇部市あすとぴあ4丁目の県産業技術センター(木村悦博理事長)は、新型コロナウイルスの陽性患者を受け入れている徳山中央病院(那須誉人院長)に、3Dプリンターで作った医療用フェイスシールドを無償提供した。「他の医療機関からも依頼があれば、できる限り対応したい」としている。
感染防止に必要なフェイスシールドが入手困難となったため、同病院が4月中旬、同センターに製作可能かを問い合わせた。センターでは大阪大大学院医学系研究科のプロジェクトENGINEが公開している3Dデータを基に、企業支援部加工技術グループを中心に4人が、業務の合間を縫って作業。3種類のサンプルを作り、同病院の医師や看護師の声を踏まえて改良した。
材料は透明なクリアファイルが品切れだったためラミネートで代用。フレームはナイロンを使い、頭部の保持力をアップするためフックを追加して、輪ゴムを取り付けられるよう工夫した。ラミネートフィルムを固定するねじ穴も設けた。消毒して複数回使用することを想定し、腐食しづらい素材を選んでいる。材料費は1セット当たり約1500円。
センターにある4種類の3Dプリンターのうち、粉末焼結式樹脂造形機と樹脂積層式造形機の二つを使用。製造できるのは1日当たり7・5枚ペースで、同病院へは5月8日と21日に50セットずつ発送。完成次第、あと50セットを提供する。同病院からは「使いやすくなって感激。関係部署に配った」との報告があった。
加工技術グループリーダーの松田晋幸さんは「少しでも役に立てればとの思いで取り組んだ。喜んでもらえて、メンバー一同やりがいを感じている」と言う。フェイスシールドに関する問い合わせは同グループ(電話53-5054)へ。 |
関連URL |
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