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報道年月日 |
2020/07/17 |
報道機関名 |
中国新聞 |
会員名 |
トクヤマ |
タイトル |
CO2リサイクル研究へ ソーダ灰の原料に活用 |
報道記録の内容 |
総合化学メーカーのトクヤマ(周南市)は、大手商社の双日(東京)などと共同で自家発電所から排出する二酸化炭素(CO2)を回収し、ソーダ灰の原料に活用するリサイクル事業の研究開発に乗り出す。ソーダ灰の製造工程で大気へのCO2排出量を85%削減することを目指し、コストも既存技術の半分以下に抑える。
計画ではトクヤマは石炭を燃料とする火力発電所の排ガスを水溶液に吸収してCO2を取り出す。この際、装置開発ベンチャーのナノミストテクノロジーズ(徳島県鳴門市)の技術を活用。水溶液を超音波などで霧状にしてCO2を吸収しやすくすることでコスト低減につなげる。別の回収方法のコストはCO2 1トン当たり4千円程度だが、目標では1~2千円台に下げる。
発電所の排ガスから高純度のCO2を年間で3万トン取り出し、徳山製造所(周南市)のソーダ灰の工程へ提供する。替わりに石炭石を熱して生成するCO2を現行の27万トンから12万トンに減らせるという。ソーダ灰は板ガラスや洗剤に使われる。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業として2022年度まで取り組む。トクヤマは「CO2の排出量削減は地球温暖化防止のために取り組むべき重大な課題。リサイクルにまい進したい」としている。 |
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