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報道年月日 |
2020/08/19 |
報道機関名 |
中国新聞 |
会員名 |
徳山積水工業 |
タイトル |
車部品や医療品 多岐に |
報道記録の内容 |
周南コンビナートで塩化ビニール樹脂などを生産している。製品は上下水道や給油用など各種配管をはじめ、靴底や自動車部品、かつらの人工毛にも使われている。採血管など医療品でも業績を伸ばしている。
技術力を磨き、塩素をふかした熱に強い製品を開発。プラスチックに混ぜて加熱すると均一に発泡する炭化水素の微粒子では自動車の内装部品から電子部品へ用途が広がる。野力優社長(60)は「より精密な分野で使われるようになってきた」と手ごたえを示す。
樹脂加工大手の積水化学工業のグループ初となる原料生産子会社として1964年に設立。85年に世界で初めてプラスチック製の真空採血管を生産した。当時はガラス製しかなかったが、塩ビの成型技術を生かした。最終製品の梱包まで自動生産ラインを築いている。
真空採血管は国内の販売シェアでトップを走り、医療品が売上高の3割近くを占めるまで拡大した。2017年には生産と研究の拠点となるメディカル棟を増設。クリーンな環境で高精度な品質を追求している。今年8月、遺伝子検査用の採血管の販売を始めた。
23年3月期までに売上高を230億円へ2割増やす計画。野力社長は「限られた敷地の中で生産量の拡大を続けるのは難しい。グループ外の企業にも技術を提案できる開発型の企業を目指す」と強調する。毎年2、3人の技術者の採用を続け、研究開発に注力する方針だ。
工業用水を多く使う化学メーカーとして地元の環境を守る意識も高める。00年から周南市北部の市有林2500平方メートルを借り「積水の森」と名付けた。社員が下草刈りや樹木で汗を流している。 |
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