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| 報道年月日 |
2020/09/30 |
| 報道機関名 |
山口新聞 |
| 会員名 |
宇部興産 |
| タイトル |
宇部興産・三菱マテ「セメント」統合合意 |
| 報道記録の内容 |
三菱マテリアルと宇部興産は29日、セメント事業などの統合で最終合意したと発表した。2021年4月に折半出資の新会社を設立し、22年4月の統合を目指す。コンクリートやエネルギー、環境、建材の関連事業も対象となる。新会社の本社は東京都に置く。社名は未定。
両社は既にセメント販売の事業を統合しており、国内の販売シェアは太平洋セメントに次いで2位。人口減少を背景に国内のセメント需要は減少傾向にあり、統合によって生産部門の効率を高め、海外事業の強化も目指す。
三菱マテリアルの小野直樹社長は東京都内で記者会見し「将来の成長のためには、より関係を発展させて新たな体制を構築することが最善だ」と述べた。同席した宇部興産の泉原雅人社長も需要減への危機感を口にし「新たな成長の姿を描くために統合に踏み切った」と説明した。
両社は2月に統合に基本合意したと発表していた。両社がセメント販売の事業を統合するため1998年に共同出資して設立した宇部三菱セメント（東京）は新会社が吸収合併する。 |
| 関連URL |
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