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報道年月日 |
2020/10/17 |
報道機関名 |
中国新聞 |
会員名 |
安原環境テクノロジー |
タイトル |
滝に着想 水に酸素供給 柳井のメーカー 廃水浄化で注目 |
報道記録の内容 |
水質処理機械メーカーの安原環境テクノロジー(柳井市)が、滝に着想を得て自然の力で水中に酸素を溶かす装置を開発し、本格販売を始めた。電動ではない世界初の技術といい、酸素が溶けた水で活性化する微生物が廃水を浄化する。食品や化学メーカーの注目を集めている。
水中ポンプなど工場の既存設備で高さ約80センチの装置に取り入れた排水は、高低差による水の落下や底面への水の打ち付けによって大気中の酸素が混ざる。溶存酸素量がたかまることで微生物が活性化して有機物の分解を進める仕組み。1台で1日150トンを処理できる。
水中への酸素供給で一般的な電動のエアレーション装置に比べ、電気代が大幅に節約できるという。本年度の中国地方発明表彰で文部科学大臣賞を受賞した。
実証実験を続け、養殖場や水耕栽培でも効果を確認。費用対効果の高い工業排水の浄化用に能力を高めた装置を今年6月に発売した。地元の菓子製造販売など食品関連から既に3台受注し、化学メーカーなどの問い合わせもあるという。
設備工事業者だった同社は2018年に主力事業を変え、装置の販売で今年5月期に約2千万円だった売上高を5年後に1億円にしたい考え。装置は320万円から。安原隆浩社長は「滝の力を具現化させた次世代技術。需要に応じ分野別に装置開発も進めたい」と意気込む。 |
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