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報道年月日 |
2020/10/22 |
報道機関名 |
中国新聞 |
会員名 |
ダイキョーニシカワ |
タイトル |
植物由来セルロースナノファイバー使用 エコで丈夫 車向け素材 3年度にも実用化 |
報道記録の内容 |
自動車部品製造のダイキョーニシカワ(東広島市)は、植物由来の繊維セルロースナノファイバー(CNF)を樹脂に混ぜ、軽くて丈夫な新しい素材を開発する。環境面でも期待が高い素材だが、量産が難しく車体への使用は例がない。国の外郭団体とも連携し、早ければ3年後に実用化したい考えだ。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が本年度始めた助成事業に選ばれた。2024年度にかけ、混ぜ合わせる原料や比率、加工する温度など量産に向けた造り方を追求する。
CNFは木材などを細かくほぐした繊維。鋼鉄の5分の1の軽さで5倍以上の強度とされる。樹脂に混ぜて使えば素材を軽くでき、車の燃費がよくなる。原料の調達や製造の工程も含めて二酸化炭素(CO2)の削減を見込める。同社は内外装の樹脂部品への採用を想定する。
国内では00年代に研究が加速した。世界でも注目度が高まる一方、品質やコストが量産の壁となっている。おむつなど、車の部品と比べて加工が簡単な商品には既に使われている。
ダイキョーニシカワは17年に京都大などと研究を始めた。運転席前の部品であるインパネの試作では、強度を損なわずに10%軽くできた。「CO2削減は自動車業界の大きな課題。性能やコストの問題を解決して3~5年後の実用化を目指す」と説明する。
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