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報道年月日 |
2020/12/11 |
報道機関名 |
中国新聞 |
会員名 |
東ソー物流 |
タイトル |
エチレン運送船事前導入 東ソー物流 三重-周南を運航へ |
報道記録の内容 |
運送業の東ソー物流(周南市)は、新しいエチレン運送船「翔陽」を導入した。従来は他社の船を利用していたが、自社の所有に切り替える。親会社の東ソー(同市)の安定調達を支える。
翔陽は全庁96メートル、幅15メートルで総トン数3067トン。大分県の下ノ江造船が製造した。ガス状のエチレンをマイナス103度まで冷却して液体で運ぶため、特殊な冷却機や圧力容器を備える。プロペラ効率を高める整流板や摩擦抵抗を下げる塗料で燃費を良くした。女性船員が勤務できるよう各居室にシャワーやトイレを設けた。投資額は約33億円。
主に東ソーの四日市事業所(三重市)から南陽事業所(周南市)へエチレンを運ぶ。海外からの調達にも対応できる仕様にした。これまで使っていた「松陽丸」は1992年完成で古くなっていた。
東ソー物流は「グループ各社のサプライチェーンの一翼を担うとともに、環境に配慮した運送に取り組む」としている。 |
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