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報道年月日 |
2021/02/27 |
報道機関名 |
中国新聞 |
会員名 |
トクヤマ |
タイトル |
トクヤマ30年度3割減 CO2排出目標 アンモニア燃料化 |
報道記録の内容 |
総合化学メーカーのトクヤマ(周南市)は、2030年度に二酸化炭素(CO2)の排出量を3割減らす計画をまとめた。石炭に依存する自家発電所でバイオマスの活用を増やす。アンモニアとの混焼やCO2の再利用など新技術の開発も進め、脱炭素を加速させる。
新たな中期経営計画で地球温暖化を防ぐ目標を掲げ、26日に周南市の徳山製造所で安達秀樹専務執行役員が説明した。19年度に676万トンだったCO2の排出量を30年度に200万トン削減する。
徳山製造所の火力の自家発電4基のうち1基を23年からバイオマス専用とし、別の1基は24年以降に石炭とバイオマスを半分ずつ混焼する方向。石灰石の熱分解でCO2を排出するセメントの製造方法も見直す。
さらにアンモニアを燃料にする研究を進める。発電の排ガスから水溶液にCO2を吸収し化学製品に使う技術の実用化も目指す。将来は風力発電など再生可能エネルギーで水を電気分解して水素を作ることも検証。政府が目指す50年までの温室効果ガス排出実質ゼロを社内で達成する方針だ。
エネルギーの大量消費で収益を上げてきたトクヤマにとって環境意識の高まりと規制強化への危機感は大きい。安達専務執行役員は「CO2を減らす技術を世界に売るのがこれからの大きな方向になる」と強調した。 |
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