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報道年月日 |
2021/04/13 |
報道機関名 |
山口新聞 |
会員名 |
周南市 |
タイトル |
燃料電池車コミュタクに 周南・大道理地区で実証実験 |
報道記録の内容 |
コンビナートで副生される水素を活用したまちづくりを進めている周南市は14日から、大道理地区のコミュニティタクシー「もやい便」に水素利用の燃料電池自動車(FCV)を導入する実証実験を行う。7月28日まで。
CO2削減効果の検証と中山間地域で水素の普及啓発が目的。FCVはホンダの「クラリティ FUEL CELL」で、市が市民向けのカーシェアリング事業で利用していた車両を活用する。
もやい便は大道理地区と須々万地区を往復。運行日は月、水、金曜の午前8時から午後5時まで。要予約。問い合わせは大道理夢求の里(電話0834・88・1800)へ。昨年度も4月から約1カ月間実証実験を行っており、利用者は48人だった。
2015年に環境省から委託を受けた「地域連携・低炭素水素技術実証事業」の一環。周南コンビナートの化学プラントでは、カセイソーダを作る際に高品質の副生水素が大量に発生。全国の発生量のうち山口県で約1割を占め、全国トップ級の質と量という。
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