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報道年月日 |
2021/05/17 |
報道機関名 |
読売新聞 |
会員名 |
徳山高等専門学校 |
タイトル |
徳山高専が最優秀賞 全国インフラ管理コンテスト |
報道記録の内容 |
道路や橋といった社会基盤(インフラ)の維持管理に関するアイデアを競う高等専門学校のコンテストで、徳山高専(周南市)の学生チームが最優秀賞に輝いた。スマートフォンの一般ユーザーがゲームを楽しみながら、知らず知らずのうちに橋の点検に携わるというユニークなアイデアが高く評価された。
土木技術者のNPO法人などでつくる実行委員会が「全国高専インフラマネジメントテクノロジーコンテスト」と題し、昨年度初めて企画。全国17校30チームから応募があり、書類審査とオンライン発表で審査し、3月に表彰された。
徳山高専のチームは土木建築工学科5年の稲田透直さん、中村央延さん、谷口敦哉さん、梅木遼大さん、4年の川辺颯大さん、山根秀太さんの6人。人気スマホゲーム「ポケモンGO」をヒントに、キャラクターを育ててオンラインで対戦するゲームを提案した。
まず、身近な橋をスマホで撮影すると、ランダムにキャラクターが決まる。橋の構造や色などの特徴に基づいて人口知能(AI)が攻撃力や体力、魔法などを数値化し、対戦時のキャラクターの能力(ステータス)となる。
ユニークなのは、身近な橋のひび割れや腐食など損傷箇所を見つけて撮影すれば、能力がアップする仕組みにしたところだ。ユーザーは能力強化に向けて損傷箇所を探す一方、写真は橋を管理する自治体に提供され、早期の現状把握に利点があるとしている。
ゲームを有利に進めるための課金システムも提案し、収益の一部を橋の維持管理費に充てる考えも盛り込んだ。コンテストでは、これらのアイデアが「インフラ点検の意識が醸成される点はオリジナリティーが高く、実用性もある」と評価された。
リーダーの稲田さんは「みんなで和気あいあいとアイデアを出した。実用化には技術的・制度的な壁があるので、問題点を洗い出したい」と話す。指導する海田辰将教授は「インフラへの愛着を市民にもってもらう案。研究を重ねてほしい」とエールを送る。
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