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報道年月日 |
2021/05/20 |
報道機関名 |
宇部日報 |
会員名 |
宇部興産 |
タイトル |
宇部興産 成長戦略を説明 |
報道記録の内容 |
宇部興産(泉原雅人社長)は19日、経営概況説明会を電話会議形式で開いた。泉原社長が2021年度の業績見通しや事業別の成長戦略を説明。3年間の中期経営計画(中計)の最終年度で、化学と機械の需要回復により実質6・5%の増収を見込むが、計画の数値目標は大幅に下回る。同社は4月に「2050年カーボンニュートラルへの挑戦」を宣言し、化石資源利用の極小化も掲げた。宇部地区アンモニアチェーン事業の再構築については「今後、方向性を打ち出したい」とした。
化学は21年度205億円の営業利益を予想。19年度の145億円、20年度の81億円を上回るが、中計目標の320億円には及ばない。特に注力するのがファインケミカル、ナイロンコンポジット、ポリイミド関連製品。今年度中に北米でのC1ケミカルチェーンの拠点を確定し、中国での炭酸ジメチル(DMC)の合弁事業化を進める。
アンモニアチェーンの再構築については、脱炭素社会に向けて燃料としてのアンモニア(カーボンニュートラルのグリーン・ブルーアンモニア)が本格的に普及すれば、需要が桁違いに増え、アンモニア事業は様変わりすると予測。環境税など事業損益を見極めながら検討を進めるとした。ポリイミドの売り上げは1年前倒しで20年度に中計目標を達成。23年10月の稼働を目指して、宇部ケミカル工場内に原料モノマー工場を増設する。
建設資材は22年4月に、三菱マテリアルのセメント事業と統合し、国内第2位のセメント製造販売会社が誕生する。内需がかつての7000万トンから4000万トン割れを起こす中、両社の強みと相乗効果で「25年には100億円を超える統合効果を期待する」と泉原社長。海外のセメント・生コン、高品質石灰石ベースの高機能無機材料事業に力を入れ「再び成長サイクルの軌道に乗せたい」と話した。
機械の成形機は製品競争力を強化、産機はカーボンニュートラルに貢献する製品開発テーマを創出する。
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