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報道年月日 |
2021/06/18 |
報道機関名 |
中国新聞 |
会員名 |
マツダ |
タイトル |
EV3車種をマツダ投入へ 22~25年脱CO2加速 |
報道記録の内容 |
マツダは17日、2022~25年に電気自動車(EV)3車種、プラグインハイブリッド車(PHV)とハイブリッド車(HV)をそれぞれ5車種発売すると発表した。HVにはマツダ独自のシステム搭載車を含む。二酸化炭素(CO2)の排出削減に向けた世界的な動きへの対応を急ぐ。
国内や欧米、中国、東南アジアを中心に販売する。EVは、3車種とは別のEV専用の車台を開発。25年ごろから30年にかけて複数車種を追加する。マツダが現在売るEVは、初の量産車として20年に発売したMX-30だけ。21年内には中国でスポーツタイプ多目的車(SUV)CX-30のEVモデルを売り出す。
エンジンとモーターで走り、家庭でも充電できるPHVはマツダとして初となる。HV5車種には、資本業務提携を結ぶトヨタ自動車からシステムの供給を受ける車も含む。
マツダは30年時点で全ての生産者に電動化技術を搭載し、うちEVを25%にする方針。各地で強まる環境規制への対応を急いでいる。
2022~25年に電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)、ハイブリッド車(HV)を計13車種発売する17日明らかにしたマツダ。30年時点で全ての生産者に電動化技術を載せる目標に向け、新車種の投入を加速させる。自動運転への取り組みも進める方針で、効率的な開発に力を入れる。
13車種の発売計画は、オンラインでこの日開いた中期技術・商品方針説明会で披露した。EVについて広瀬一郎専務執行役員は「トヨタ自動車などと設立した会社で研究した基盤技術を生かしつつ、単独で開発する」と説明。独自性を強調した。
PHV5車種のうち、1車種は、初の量産EVであるMX-30に発電用のロータリーエンジン(RE)を搭載。22年に発売する。HV5車種には、中国で発売する方針を明かしているトヨタのHVシステム搭載車や、トヨタと共同で米アラバマ州に建設中の工場で造る新型車、欧州で相手先ブランドによる生産(OEM)での調達も含む。
独自のHVも用意する。広瀬専務執行役員は「REを活用した電動化技術の中で、HVモデルを計画している」と述べ、REを発電に使う考えを示した。EVの生産ラインはエンジン車と共用し「EVが(生産の)大半を占めない間の投資を抑制できる」とした。
マツダは、独自の自動運転技術も紹介した。ドライバーが急病などで意識を失って運転できなくなった時、車が路肩など安全な場所に自動で止める。21年度末に生産を始める車体の大きいラージ商品群に搭載する。広瀬専務執行役員は「ドライバーだけでなく、車の周辺の安全を確保できる。普及させたい技術だ」と語った。
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