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                | 報道年月日 | 
                2021/06/21 | 
               
               
                | 報道機関名 | 
                日本経済新聞 | 
               
               
                | 会員名 | 
                ENEOS | 
               
               
                | タイトル | 
                グリーン水素価格1/3 ENEOSと千代田化工 | 
               
               
                | 報道記録の内容 | 
                 ENEOSと千代田化工建設は製造過程で二酸化炭素(CO2)を出さない「グリーン水素」の製造プラントを共同開発する。電気分解に関する独自技術を使って設備投資を抑え、水素価格を1キログラム当たり330円と現在の3分の1程度にするのを目指す。実現すれば社会全体の脱炭素を大きく後押しする。 
 水素は化石燃料の代わりに発電所や自動車の燃料などに使うことができ、燃やしてもCO2が出ない。脱炭素実現の鍵になると期待されているが、コストが課題だ。日本での流通価格は現在、1キログラム当たり約1100円。政府はコストを2030年に330円、将来220円に引き下げる目標を掲げている。 
 ENEOSなどは30年にオーストラリアなどを候補地にプラントを建設する方針だ。水とトルエンを電気分解し、メチルシクロヘキサン(MCH)と呼ぶ液体を作る。常温常圧のまま既存のタンカーで運べるMCHをまず作り、発電所など水素を使う場所でMCHから水素を取り出す。水素のまま運ぶにはセ氏零下253度まで冷やして液化し、専用の運搬船を使う必要がある。 
 MCHを作るには通常、まず水を電気分解して水素を取り出し、次にトルエンを結合させる。ENEOSは特殊な電極を使い、水とトルエンを同時に電気分解して直接MCHを作る。製造過程の簡略化により設備投資額は半分に抑えられるという。 
 少量生産する技術は確立しており、今後は電解装置の大型化に取り組む。電極を大きくし、まず25年度までに5000キロワットの装置を開発する。この装置を約1000基連ねたプラントを作ると、原子力発電所1基分の発電に使える水素が得られるという。 
 電気分解に使う電気は太陽光などの再生可能エネルギーで作る。候補地のオーストラリアなら再生エネを割安で大量に確保しやすい。電解装置や貯蔵タンクだけで約1平方キロメートルの土地が必要で、投資額は約4000億円かかる見通し。 
 
 
    
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