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報道年月日 |
2021/06/21 |
報道機関名 |
循環経済新聞 |
会員名 |
ヒロモト |
タイトル |
選別機導入しリサイクル率向上 ヒロモト 地元密着型で安定処理 |
報道記録の内容 |
ヒロモト(山口県下関市、金子元社長、電話083・248・4321)は、事業系の産業廃棄物や建設廃材など幅広い廃棄物を処理しており受入体制の強化を図るため、一昨年に御池鐵工所の選別プラント「バリオセパレータ」や可搬式回転テーブル手選別機を整備した。両設備を導入後、選別精度が大幅に向上し、リサイクル率を75%から80%にまで高めた。土間選別を軽減し、作業環境の改善にもつなげている。
同社が受け入れている廃棄物は、年間約6000トンに上る。内訳は事業系産廃が6割、建設廃材が4割。近隣(下関市内)には造船関連の工場が多く、地元密着型で堅実に処理している。産業廃棄物の収集運搬・処理ともに優良認定を取得済みで周囲の排出事業者からの信頼も厚い。
「バリオセパレータ」は、受け入れた混合廃棄物を、軽量物(廃プラ類、紙・繊維等)と重量物(木くず・がれき類・金属等)、細粒物の3種類に選別する装置。選別した重量物は可搬式回転テーブル手選別機へ運ばれる。2人体制で同設備の脇に立ち手選別を行う。コンベヤーと異なり何度もまわってくるため、取り残しを防ぎ効率を高めた。精選別後の木くずや廃プラ等は破砕・圧縮処理し燃料等として大手セメント会社などに納入する。選別機の導入以前に比べて異物の混入が減り、ユーザーから好評を得ているとした。
また、同社は、一般廃棄物の収集運搬許可を保有しており、収集運搬車両は産廃収運車両含め33台に上る。個人や小規模な工務店による持ち込みに関して「LINE Pay」や「PayPay」などの電子マネーによるキャッシュレス決済が可能で、顧客の利便性を高めている。
金子社長は、昨年6月に新社長に就任。「地場の顧客の皆さまに安心して廃棄物を出して頂けるよう、長期的かつ安定的に事業を続けていくことを目標としている」と語り、「将来的に、バリオセパレータで分けた後の選別ラインの強化を検討している」とした。
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