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報道記録
報道年月日 2007/07/19
報道機関名 山口経済新聞
会員名 シマダ
タイトル 山口流 オーガニックのススメ 
報道記録の内容 山口流 オーガニックのススメ
専門カフェ、レストランからのメッセージ発信

 健康志向の波に乗り、食材に限らず、衣類、住宅、化粧品とあらゆる製品のキーワードになった「オーガニック」。直訳すると「有機」の意で「農薬や化学合成肥料を使わずに育てられた農産物」が一般的定義だが、そもそもオーガニックとは、環境配慮に基づいて見直された、昔ながらの自然農法を指す。化学薬剤を一切使わず環境を破壊しないことが、ひいては健康や安全につながる。そんなオーガニックの“結果”がヘルスコンシャスな人たちのハートを射止め、世界的ブームは巻き起こった。本州西端・山口でも、「食」を中心にオーガニックをあえて“選ぶ”人は確実に増えつつある。市場規模の小さな街にあって、外食産業からオーガニックやマクロビオティック(日本の伝統食をベースにした「玄米菜食」の食事法)を発信する専門店には、男女年齢を問わず客足が絶えない。

■オーガニックなライフスタイルを体感できるホテル

 美しい日本海を眺める山口・長門市の、小さな海辺町にたたずむオーガニックプチホテル「YUIの家」は、土地ならではの食材をふんだんに使った「オーガニック懐石」やマクロビオティックの料理を提供する、日本でも数少ない宿泊施設。1987年にオーナー企業の総合建設会社・シマダ(山口市前町)の保養施設として誕生し、温泉が湧き出た90年にホテル開業。環境配慮の観点から4年前にリニューアルを行い、本格ビオホテルへの新たな道を歩み始めた。同社の嶋田惟さん(25)は「健康的で心身ともにリラックスした時間を過ごせる場にしたいとの思いで、建物、空間、リネン、温泉、食事とあらゆる角度から可能な限り、人と地球にやさしい天然素材を取り入れています。滞在される方はもとより、レストラン利用のお客様にもオーガニックを意識したライフスタイルを提案できればと考えています」と語る。素材本来の味が際だつ、気品に満ちたオーガニック懐石は、長門で水揚げされる天然魚介と、車で15分という近距離の契約農家で育った無農薬・減農薬野菜、県内産無農薬米、無添加・伝統製法の国産調味料を絶妙なバランスで調理した傑作。「オーガニックの魅力をいかに引き出し、独自の味を創り上げるか。素材が特異なだけに、調理法を確立するのには1年以上かかりました」と苦労を振り返るベテラン料理長の料理は、一品一品がやさしく繊細で、心にまで栄養を与えてくれる。「ビオホテルへの憧れとこだわりの強さは確かですが、お客様にはあまり難しく考えずにオーガニックにふれていただきたい。良いものは語らずとも感性が感じ取ってくれます。食事に関しても、とにかくおいしいと言っていただけることが一番です」という同ホテルの自然体な姿勢が、幅広い層に受け入れられる秘訣なのかもしれない。また、ここで使われる食材のほとんどは長門産のもの。「地産地消」は安心・安全というだけでなく、産地が近ければ近いほど輸送にかかる無駄なエネルギーを削減でき、環境を汚すこともない。さらには地域内消費によって、生産者と消費者の「互いに支え、支えられる」良い循環が生まれ、地域力の土台も保ってくれる。
 海外ではヨーロッパを中心に、オーガニックを選ぶことが持続可能な地球環境を守ることであり、環境保護につながると捉えられている。人間の都合で無造作に大量生産される一般商品よりも高い“プラスα”の金額部分を、自らの健康や環境への投資と考えられるようになれば、オーガニックに限らずさまざまな場面で、自身の価値観が変わってくるかもしれない。
関連URL

(1)山口経済新聞HP(別ウィンドウ)

(2)YUIの家(別ウィンドウ)

(3)シマダHP(別ウィンドウ)

 
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