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報道年月日 |
2021/08/14 |
報道機関名 |
宇部日報 |
会員名 |
宇部興産 |
タイトル |
興産からUBEへ -泉原社長に聞く- ③ |
報道記録の内容 |
-4月に「UBEグループ2050年 カーボンニュートラルへの挑戦」宣言を行ったが、その方向性はどうか。
泉原社長 カーボンニュートラルの方向を目指し、チャレンジすること自体は、どの業界も真剣に取り組んでいる。ただ、ライフサイクル全体を考えて温室効果ガスの排出量と削減量を評価する「ライフサイクルアセスメント」を見た中で、本当にそれが成り立っていくのか。技術はあるが、経済的なものを両立させながらとなると課題が多いのが事実。イノベーション(技術革新)でコストを社会に実装可能なように持っていくことも大事だが、今の技術でそこまでは無理で、何とか抑え込まねばとなると、コストをどう社会で負担するか、政治的な問題を踏まえて議論が必要になるだろう。
社会でいろいろなことを考えて議論し、企業も努力してさまざまな技術を世に送り出しながら、新しい方向を目指す。現段階では足元の技術、足元の社会的な仕組みだけでは、カーボンニュートラルのハードルは極めて高い。それでもやっていこうというのが国の政策であり、世の中の流れでもある。
イノベーションで解決できるか。今後画期的なイノベーションが起きるか起きないかわからないわけだが、では、やらないかというと、そういうわけにもいかない。ハードルが高く、誠実に考えれば考えるほど「本当にできるか」を言い切るのは難しい。しかし、その方向に向かって社会も、世の中も変わっていくはずだから、われわれも研究開発に注力してそこを目指す。まさに挑戦。先に宣言した「UBEグループ 2050年カーボンニュートラルへの挑戦」だ。
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