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報道年月日	2010/04/14
報道機関名	山口新聞
会員名	フジミツ
タイトル	フジミツ　中国で合弁　事業開拓本格的に
報道記録の内容	長門市の練り製品メーカー、フジミツ（藤田雅史社長）は、中国の食品大手・泰祥集団（于建洋董事長）の中核企業、泰正食品と合弁で、新会社「栄成泰正藤光食品有限公司」を山東省栄成市に設立し、５月にも現地での生産を本格化する。　当面は日本向け製品の製造で生産基盤を構築し、段階的に中国市場での販売に軸足を移す計画。フジミツは山東省栄成市（侯世超市長）の誘致企業として進出する。これまで練り製品を小口で中国に輸出するメーカーはあったが、「水産練りメーカーの本格的な中国進出は初」（藤田社長）という。　新会社の資本金は１千万元（１億３５００万円）。ドル決済で、フジミツは３１％を出資する。３日に現地で栄成市主催の調印式があった。今月中に東京で泰祥集団の于董事長と藤田社長が正式調印を交わし、５月上旬の認可後、同下旬にも本格稼働する予定。売り上げは初年度に２億円、３年後までに５億円を目指す。　同時に１００％独資の商社、栄成藤光食品有限公司を設立する。資本金２５００万円で、中国外からの原料仕入れや日本向けの輸出窓口、フジミツルートでの中国国内販売などを担う。中国での販売は現地の日本資本の企業と組む。　フジミツは、急伸する中国市場の開拓を目指し、昨年９月から準備を進めてきた。藤田社長は「中国の練り製品はでんぷん含有量が多い鍋用が中心。所得が向上する中国で日本の練り製品需要は今後ますます拡大する」とみている。
関連URL	(1)フジミツ(別ウィンドウ) (2)山口新聞(別ウィンドウ)

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