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報道年月日 |
2014/05/01 |
報道機関名 |
山口新聞 |
会員名 |
㈱トクヤマ徳山製造所 |
タイトル |
トクヤマ、黒字に転換 3月期3期ぶりに増収増益 |
報道記録の内容 |
周南市の総合化学メーカー、トクヤマは30日、2014年3月期の連結決算を発表した。純利益は102億1800万円。前期に計上した多結晶シリコン製造設備の減損と棚卸資産評価損が発生しなかったことによる特別損益の改善などで、379億1600万円の純損失だった前期から黒字に転換した。
売上高はセメントと関連製品の販売数量が増えたことや石油化学製品の販売価格是正などで、前期比11.1%増の2873億3千万円。3期ぶりの増収増益となった。営業利益は同199.3%増の202億7千万円、経常利益は同363.0%増の149億6500万円だった。
化成品は、売上高が同11.8%増の864億5700万円、営業利益が同424.1%増の22億3500万円。塩化ビニールモノマーは、プラントトラブルの影響が解消したことに加え、円安で輸出価格が上昇した。
特殊品は、売上高が同0.7%減の524億8300万円、営業利益が60億9千万円。多結晶シリコンの半導体向けは価格低迷により減収、太陽電池向けは販売戦略により販売数量が低調だった。損益については前期に製造設備の減損処理をしたことに伴う減価償却費の減少などにより、増益となった。
セメントは、売上高が同12.9%増の789億8100万円、営業利益が同25.3%増の66億8200万円。ライフアメニティーは、売上高が同11.9%増の570億5700万円、営業利益が同65.8%増の48億6300万円だった。
15年3月期の連結決算は、売上高が3030億円、純利益が65億円、営業利益が165億円、経常利益が100億円と見込む。 |
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