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報道年月日 |
2021/10/08 |
報道機関名 |
中国新聞 |
会員名 |
マツダ |
タイトル |
マツダ、新SUV5車種 世界発売へ「ラージ商品群」 |
報道記録の内容 |
マツダは7日、新型のスポーツタイプ多目的車(SUV)を2022~23年に世界市場で5車種発売すると発表した。このうち4車種は22年度から展開する車体の大きい「ラージ商品群」で、車名はCX-60、70、80、90。現在の中心モデルより高めの価格帯となる。世界的に販売が伸びるSUVの品ぞろえを強め、収益の向上につなげる。
ラージ商品群の4車種は防府第2工場で造る予定。最初の発売は4~6月とみられる。集中的に投入する新車種の売れ行きは地場部品メーカーの業績にも大きく影響しそうだ。ラージ商品群のうち国内では、2列シートのCX-60と3列シートのCX-80を販売する。両車種は欧州でも売る。北米などでは、より車幅の大きい2列シートのCX-70、3列シートのCX-90を準備する。
各国で二酸化炭素の排出規制が強まる中、電動化にも対応する。新開発の直列6気筒エンジンにモーターの補助を組み合わせた簡易型ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車などを市場に合わせて用意する。
残る1車種はCX-50で、米アラバマ州にトヨタ自動車と共同で建設した新工場で造る。22年1月に生産を始め、米国やカナダで売る。
2022年からの2年間で、車体の大きい「ラージ商品群」を含むスポーツタイプ多目的車(SUV)5車種を発売するマツダ。世界的なSUV人気の高まりを受け、今後の収益力の強化に欠かせない重要な商品群と位置付けて品ぞろえを充実させる。複数の電動車もあり、各国の環境規制への対応も担う。
「SUVが全世界でかなり強い需要がある。マツダが成長していく上で強化は必須だ」。マツダの毛籠勝弘取締役専務執行役員は指摘する。20年度の同社の世界販売で、SUVは全体の6割を占めた。車高が高く、運転や乗り降りがしやすい点が好まれ、比率は年々上昇している。
新型SUVは、主要市場に合わせた商品を用意して需要を取り込もうとしている。ラージ群は道路事情の違いを踏まえ、国内や欧州では2列シートのCX-60、3列シートのCX-80を投入。北米などではより車幅のあるCX-70、90を売り出す。小型のスモール商品群では、米国やカナダ向けのCX-50を発売。トヨタ自動車と共同で建設した米アラバマ州の新工場で22年1月から造る。
電動化も各地の事情を踏まえる。ラージ群は新開発の直列6気筒(直6)エンジンにモーターを組み合わせる簡易型ハイブリッド車とプラグインハイブリッド車(PHV)を用意。電動化が進む欧州はPHVを中心とする一方、「ディーゼルエンジン(DE)の人気が根強い」とみる国内は直6の新世代DE、高出力が求められる北米はターボ付きの直6ガソリンエンジンも柱に据える。
「マツダのブランド価値を大きく向上させる」と幹部は意気込む。新型コロナウイルス禍の中、世界的な半導体不足で減産を強いられている同社。付加価値を上げ、利益率の高いラージ群は、反転に向けた重要な車種となる。
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