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報道年月日 |
2021/10/08 |
報道機関名 |
読売新聞 |
会員名 |
エネオス |
タイトル |
エネオス再エネ大手買収へ 2000億円脱炭素へ構造転換 |
報道記録の内容 |
石油元売り大手のエネオスホールディングス(HD)が、再生可能エネルギー大手のジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE)を買収する方針を固めたことが7日、分かった。買収金額は2000億円程度の見通し。脱炭素の流れを受けて石油業界が事業構造の変革を求められる中、再エネ事業の拡大で収益源を確保する狙いがある。
週明けにも発表する。JREの株主である米金融大手ゴールドマン・サックス(GS)とシンガポールの政府系投資ファンドから全株式を取得する。
JREは2012年にGSが設立した。日本や台湾で計60の太陽光や風力発電所を手掛け、合計出力は約88万キロワット(原発約1基分)に上る。東京商工リサーチによると、20年12月期の売上高は36億1300万円で、最終利益は6億7800万円だった。
エネオスは今年5月に見直した中期経営計画で、石油や石炭などの権益売却で2200億円の現金を捻出し、再エネなどの投資に4000億円をあてる方針を示した。今回の買収額はその半分に相当する。
政府は総発電慮に占める再エネの割合を現状の約2割から2030年度には36~38%に高める計画を立てる。エネオスはこれまで国内で太陽光や風力発電などを手がけており、JREを買収することで規模を拡大する。国際エネルギー機関(IEA)によると、再生エネへの投資が20年に初めて石油・ガスを上回った。投資家からは脱炭素時代を見据えた経営戦略を求める声が強まっており、欧米の石油メジャーも収益の多角化を模索している。
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