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報道年月日 |
2021/11/21 |
報道機関名 |
山口新聞、中国新聞 |
会員名 |
グリーンライフポイント |
タイトル |
環境ポイント制度、前倒し 補正予算案に100億円 |
報道記録の内容 |
【山口新聞・中国新聞】
政府は20日、環境に配慮した行動に企業や自治体がポイントを付与する「グリーンライフポイント」制度の創設、普及に向け、2021年度補正予算案に約100億円を計上する方針を固めた。環境省が22年度当初予算の概算要求に盛り込んでいたが、50年の脱炭素社会実現には生活様式の転換を加速させる必要があるとして前倒しした。
ポイント付与の対象は、太陽光など再生可能エネルギー電力への切り替えや期限が迫った食品の購入、プラスチック製スプーンやストローの受け取り辞退、衣服を長持ちさせるための修繕などが挙がっている。ポイントは別の買い物や商品との交換などに使えるようにする。
ポイントの原資は企業や自治体が拠出する。新たなポイント制度の創設のほか、既に運用しているポイント制度に環境配慮分を上乗せする仕組みも想定している。補正予算案に計上する経費は、こうした制度設計やシステム開発・改修に充てることができる。
補正予算成立後、財政支援を希望する企業や自治体を募る。二酸化炭素の削減量など環境への効果を審査し、合わせて数十の企業や自治体を選ぶ方針。実際にポイント付与が始まるのは22年度になる見通しだ。
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