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報道記録
報道年月日 2021/11/26
報道機関名 中国新聞
会員名 マツダなど
タイトル マツダ国内生産 急回復  部品メーカーも高操業 半導体不足改善の兆し
報道記録の内容  マツダと地場メーカーが、生産を急回復させている。新型コロナウイルス禍に伴う部品調達難に苦しんできたマツダの国内工場は、今月から残業と休日操業で稼働率を大きく上げ、来月も高操業を続ける計画でいる。地域経済にはプラスの影響が広がりそうだ。

 マツダは今月、本社宇品と防府の両工場で計3回の予定で休日操業を始めた。週末の稼働は3カ月ぶり。残業も本格的に再開した。10月までと比べ、生産を大幅に増やす。
 部品メーカーもフル操業で対応している。ゴムや樹脂部品を製造するモルテン(広島市)は今月、広島県北広島町の千代田工場で約8カ月ぶりに残業を再開した。連日の残業と休日出勤で、足回りなどのゴム部品を量産。マツダの国内生産が約7万8千台だった2020年11月を上回る規模で稼働している。
 今年7~10月の生産は前年比6、7割で推移し、約130人の製造部門は一時帰休でしのいだ。新谷充弘工場長は「巻き返しに備えてきた。量を造れるのはありがたい」と力を込める。
 マツダは、来月も高操業を続ける意向を取引先に示している。今月からフル操業している広島県内の部品メーカーの幹部は来月の仕事量を今月の2割増と見込み、「コロナ前の高いレベルの生産体制を組む必要がある。人の確保が大変だ」と打ち明けた。
 世界的な半導体不足と東南アジアの感染拡大に伴う調達難は、他の自動車メーカーも含めて改善の兆しが見え始めた。「今月以降、前年並みの水準に操業度は上がる」とマツダの丸本社長。同社は調達しやすい部品を使う仕様への変更もし、事態の打開に努めた。
 今後はどれだけ挽回できるかが焦点になる。マツダの本年度上半期(4~9月)の国内生産は約31万台。過去40年で最少の昨年度に続く低水準だった。年約74万台だった昨年度と同様、年80万台を下回る可能性がある。
 業績は明暗が分かれそうだ。マツダは利益性の高い車種の販売を強化。円安基調も追い風に、減産下でも利益を生み出せる見通しにある。だが部品メーカーは台数が生命線。樹脂部品製造のダイキョーニシカワは10月、22年3月期連結の純利益予想を10億円からゼロに下方修正した。野口悟副社長は「減産の影響が大きい。コスト低減を図る」と前を向く。
 県内の別の部品メーカーは、2年連続の営業赤字を見込む。今月から稼働率が9割に改善したが、社長は「ガス代が2倍になっている。原材料の高騰にも苦しめられている」と話す。下半期(10月~来年3月)の生産回復に期待を込める。


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